手織教室の前にサイゼリヤでランチ。寒い時期には温かいメニューばかりだったけれど、だいぶ暖かくなってきたので、久しぶりにチキンのシーザーサラダを選び、スープは白菜のチャウダーと迷った末にミネストローネにしてみた。オリーブオイルと粉チーズを増し増し。サラダの中にバゲットが入っているせいか、ボリュームたっぷりでお腹いっぱい。
荷物を重くしたくないと思いつつ、1冊だけバッグに入れてきたのが近藤ようこさんの「絹の紐」。昨日読んだ2冊とはまったく違う大人のロマンスの短編集。このジャンルも秀作が多いのよねぇ。ため息が出ちゃう。
教室は今回も貸し会議室のほう。会議用の机を2列並べただけの狭いところにかさばる織り機や木枠を持ち込むのが申し訳ないぐらいなんだけど、4月からはもとの施設に戻ることができるから、あとわずかの辛抱。途中まで進めていたブルーと白のルイユ織りは、もうこのぐらいでいいだろうという段数まで結び終え、新たに麻糸で裏地になる部分の平織りをしてから、別の多色のグラデーションの糸で結び始める。ブルーと白は糸が太かったのでそれぞれ1本ずつの2本取りで十分だったんだけど、グラデーションのほうは細めなので5本取り。3段ほど結び終えたところで時間切れ。
木枠が入る手提げ袋がなく、世界堂の大きなビニール袋に入れていったので、持ち手の部分に腕を通すことができず、大きくて腕を伸ばすと地面についてしまって不便なものだから、マチのないトートバッグを作ろう、と帰りのバスの中で思い立った。
持ち手が問題で、同じ生地で紐を作ればいいんだろうけど、ちょっと面倒。持ち手として使える厚地のテープを何色か買ってあった中から生成りを選び、その色に合う生地を探し、白と紺のストライプのキャンバス地に決めた。約60cm四方のサイズが2枚。どちらもダイソーで買ったもので、同じ生地だと思っていたのに、採寸しようとしたら、模様の色もストライプの幅も同じなのに、生地の厚さが違う。見た目にはまったく分からないのになぁ。他の生地だと生成りの持ち手と合わないので、この際、厚さは気にしないことにした。
マチも裏地も必要ないから、ミシンで直線にダダーッと縫っただけ。木枠を入れてみると、持ち手の中心辺りが広がってしまうので、ホックを縫い付けて完成。実際に持ってみても、生地の厚さの違いはまったく気にならない。
ニャンドゥティの木枠も、まだ一度も使ったことがない大きな木枠を入れる袋がなくて、いつか作ろうと思っていた。手織用の木枠よりニャンドゥティの木枠のほうが小さいので、十分使える。よしよし。