まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

すったもんだ

一番早い時間枠が空いたと昨日連絡をもらい、いつもより早く酵素風呂へ行くと、値上げの貼り紙。光熱費の高騰に加え、米ぬかの仕入れ値が1.5倍に跳ね上がり、今後もまだ上がる見通しなのだという。結構な値上がり幅なので厳しいは厳しいんだけど、じゃあ回数を減らせるかというと、特にこれから寒い時期に向かっていくのに、また冷え性がひどくなりそうで怖いし、言わば週1の温泉のような楽しみ&リフレッシュの機会でもあるので、やっぱり今までどおりに通いたい。「ありがたいことに皆さんそう言ってくださるのよ。その分、頑張って働くわって」とスタッフさん。私も同じ思い。

熱々の米ぬかのおかげでたっぷり汗をかき、タリーズに寄って安野光雅さんの「物語の街から村へ」と月岡芳年の評伝の残りを読み終えた。サイゼリヤに移動し、ランチメニューのナポリタンでお腹いっぱいになったあと、夕べひととおり終えた英訳の見直し。1時間ちょっとで作業が終わり、図書館で返却を、と思ったら休館日で、外の返却ボックスへ。在架の図書の中から安野さんの本をもう少し借りようと思っていたのに残念。

帰宅後、英訳の修正を済ませて送信し、これで完了、とひと息ついていたら、担当の先生からメールが届き、翻訳範囲の説明の仕方が悪かったようだと。へ?

今回の案件は全訳でなく、一部のみの部分訳。その場合でも、たとえば何ページから何ページまで、のような範囲指定であれば問題はない。それが今回は、メールでの説明から、細かい項目に分かれている2列の表のうち特定の項目の右欄だけ、と理解して作業をしたんだけど、先生によると左欄の一部も英訳が必要だと。えええ。

食い違いの原因がどうであれ、とにかく必要な箇所の英訳を追加しなくてはならない。また、右欄だけならとベタ打ちにしていたところ、和文と同じように表形式にしなくてはならない。さあ大変!

すぐに作業を始めたものの、5時間以上かかってしまい、結果的に、右欄だけの前提だった見積もりの時間数を超えてしまった。見積もりに対してクライアントの承認を得てスタートしていたから、超過する場合は本来、追加承認が必要になるところ、事後承認にならざるを得ないため、果たしてOKが出るかどうか…。

とにかくクライアントの判断を待つしかないので、私ができるのはここまで。気を落ち着けながら、手に取ったのはニャンドゥティの刺繍枠。模様が異なりペアにならない2つのモチーフ。どちらかをもう一方に合わせて修正するか、それぞれと同じモチーフを作って2つのペアにするか、それとも … と考えるうち、どちらのモチーフもイマイチな気がして、最終的にほどいてしまった。仕事のすったもんだの影響だったかどうかはビミョーなところ。そして今日はもう … 寝る!