まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

特別な夜

朝はいつもどおり早起きをして酵素風呂。真夏に比べれば朝晩は少し過ごしやすくなってきたものの、自転車で走っていると相変わらず日差しが強く、着く頃には汗がじんわりで、15分間の酵素浴でも発汗良好。この汗、いつまで続くかなぁ。これから徐々に気温が下がっていくにつれ、汗の出も悪くなっていくからねぇ。

ちょこまかと買い物をしている間にサイゼリヤがオープンする時間。でも冷製カッペリーニが今日は用意できないとのことで、ランチメニューの中から野菜カレーのドリア。新たなデザートとして登場していたピスタチオのジェラートに惹かれ、我慢できずに注文。これがとっても濃厚なのに口の中でスッと溶けていき、たまらなく美味しい!

大満足で帰宅したあと、ひと息ついてから二度目のシャワー。酵素浴の間にはシャワーキャップをかぶり、出た直後にもシャワーで髪を洗ってくるのだけれど、そのあとドライヤーで乾かす間も室内に米ぬかの匂いが充満しているせいか、そこはかとなくまとわりついてくるのよね。もう慣れてしまっていつもなら気にしないんだけど、今日は特別。というのも、7月に古巣のオフィスの元同僚2人と久しぶりに会い、そのうちの1人に頼まれてタティングレースラリアットを作ったりして、その流れでやりとりを繰り返すうち、前回とは別の懐かしい顔ぶれで食事をしようということになり、今日がその約束の日。

集まる顔ぶれは、連絡を取り合っていた彼女と私の他に、ほぼ同世代の元秘書さんと、私が一番お世話になっていた弁護士の先生の4人。お会いするのが久しぶりすぎて緊張してしまう。カーキ色の長袖のトップスを着ていくつもりで、その服に合うようにグレーと白でニャンドゥティのアクセサリーを作ったのに、着替えてみたら、暑すぎて無理。急遽、サーモンピンクの五分袖のプルオーバーに変更。幸い、ニャンドゥティのアクセサリーはこのトップスにも相性が良かった。

大手町もずいぶん変わったよ、ときいていたので少しぶらぶらしてみるつもりで1時間近く早く着き、まずはお店の場所を確認してから、とB6の出口を探す。やたらと遠く、ほとんど丸の内に近い場所まで歩き、ようやく着いたら様子が違う。レストランなんて見当たらない。あれぇ? スマホでお店のアクセス情報を確認したら、D6の間違いだった! いやーん。時間はたっぷりあるんだから慌てない慌てない、と自分に言い聞かせながら来た道を戻るうち、額から汗が吹き出してきた。やぁねぇ。なんのことはない、D6の出口って千代田線の改札を出てすぐの場所だった。無駄な長距離散歩をしてしまったわー。それでもまだ待ち合わせの時間まで余裕があったので地上に出て、古巣のオフィスが現在入っているビルまで歩いてみる。その途中には地下にレストラン街があるビルがあり、鞍手茶屋のけんちんうどん、残業タイムによく食べたなぁ、と懐かしく思ったりして。

ダイニングバーSCeNT HOUSE DEN Marunoucni はお堀端にあり、オープンスペースのテラス席はとても気持ちが良かった。一番乗りで到着し、まずは写真を何枚か。

このあと美味しいお料理を頂きながら楽しくお喋りするうちに外は夜景に変わり、昔は残業タイムに高層のオフィスの休憩室からこの夜景を見下ろしていたなぁ、と懐かしい思いで眺めていたのに、どういうわけかその時点で写真を撮ることを思いつかなかった。お料理の写真も撮らずじまいだったんだけど、今日の会食をアレンジしてくれた彼女がしっかり撮っていて、あとでコラージュしたものを送ってくれた。

彼女とは退職後もずっと連絡を取り続けていたけれど、他のお二人とは本当に久しぶりだったので、お会いできて、そしてゆっくりお話ができて、とても嬉しかった。そもそも、弁護士事務所は学歴重視だから、4年制大学を出ていない私はそれを理由に断られるかもしれないので覚悟しておくように、と言われて中途採用の面接を受けたとき、当時の事務長が「やはり学歴が…」と難色を示していたのに「4年制大学を出ていないのに英検1級を持ってるなんて面白いじゃない」と言ってくれたのがその先生で、その年の採用担当がその先生じゃなかったら、私は採用してもらえなかった可能性が高い。あのオフィスに転職できていなかったら、私は実務翻訳のキャリアを積むこともできず、今頃どんな暮らしをしていたことか…。と、感慨に耽りながら帰路についた。またお会いできる機会があるといいなぁ。

帰宅後「石子と羽男」最終回。大好きなドラマだったから、終わってしまうのが寂しい。さらにそのあと「オリバーな犬」シーズン2の放送を前にシーズン1の1話から3話までの一挙放送。その直後に「100カメ」の麻薬犬特集を持ってくるあたり、やるじゃんNHK