まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

また歯科へ

朝イチで歯科へ。夕べ取れてしまった詰め物を入れ直してもらう。その少し前に外れてしまった差し歯と違い、この詰め物は今の歯科で入れてもらったもの。月末近くに月1回の歯磨きチェック/クリーニングの予約を入れてあるので、それまで様子見で、必要に応じてその日に型を取り、作り直すことになった。前回も今回も痛みがまったくないのが幸い。

コメダ珈琲のモーニングに間に合い、いつもどおり玉子ペーストのセットを頼み、詰め物が安定するまでの30分が経過するまでお預け。井上ひさし戯曲集の最後の1篇「花子さん」を読み終え、読み終えてしまうことを想定して持参した「はじまりが見える世界の神話」の最初の何篇かを読む。下北のヴィレヴァンで買ったもので、表紙もイラストも美しい。

帰りに図書館に寄り、借りていた2冊を返却し、予約してあった「美術の窓」7月号と永井路子さんの「炎環」を借り、さらに在荷の図書の中からTIMESも借りようとしたら、貸出開始日が明日だった。どうして今日が10日だと思っちゃったのかしらん。表紙が安倍さんで、銃撃事件をどう評しているか興味がわいたんだけどね。

帰宅してテレビをつけると「相棒」再放送が米倉斉加年さんの回。とても印象的だった話なので、結末が分かっていても見てしまう。米倉さんの温かい声、好きだったなぁ。

そのあと録画で、川本喜八郎さんの人形による「平家物語」。少し前のアニメや「鎌倉殿の13人」で描かれる清盛像とは違い、まだ権力を握る前の若い時代から始まり、遠藤盛遠が人妻の袈裟御前に横恋慕して殺してしまう話も出てきた。盛遠は清盛の盟友であり、袈裟御前を殺してしまった後、絶望して死のうとするのを清盛が諌め、出家して文覚となったと。だとすると、後年、文覚が頼朝に打倒平家を勧めたのはなぜだろう、と調べてみたのだけれど、そもそも袈裟御前の話は創作とされていて、清盛と盛遠の親交を示す記録はないみたい。誰の視点からどのように描くかによってまったく異なる物語になってしまうのよねぇ。物語はまだ源氏と平家が対立する前の段階で、この時代が描かれるのは珍しいので、新鮮。そしてなにより川本喜八郎さんの人形が素晴らしい。1993年放送の名作の再放送に感謝。

今日の OTTAVA Andante をオンデマンドで。あれ? 火曜日なのに斎藤さん? と不思議に思ったら、林田さんが体調不良で代行とのこと。どうぞお大事に。

ペイズリー柄のニャンドゥティが仕上がったので、アジサイ柄のほうも、もう季節は終わってしまったけれど進めようとしたんだけど、思うところあって途中までチクチクしてあったピンクの花の部分をほどき終わったところで今日は終了。