今回の作品展では、先生が I さんを描いた油絵が出展される予定で、せっかくだから先生が以前、私とWさんを描いてくださった絵も並べて飾ろうということになった。私を描いてくださった絵は、2015年秋の作品展でモノクロの状態でお披露目され、そのあと油絵として仕上げて頂いたものを今もリビングに飾っている。完成版は展示したことがないので、ちょうどいい機会。
幸い手元にあった今回使用しない額縁の箱がちょうどいいサイズだったので、それに入れて今日の教室に持参する予定で、箱が入る大きさのバッグも用意してあった。ただ、すぐに箱に入れてしまうのは寂しい気がして、当日に箱に入れるつもりで、それまでは別の額縁を箱に入れたままにしておいたのに、それを忘れてしまうのが私のそそっかしいところ。絵の教室に向かおうとして、エレベータに乗ってから、箱の中身が違うことに気付き、慌てて戻る。気付いてよかったー!
教室に着くと、珍しく I さんが慌てていて、今日は頂いたお菓子があるからケーキを焼かなくて大丈夫と連絡をくれていたのに、そのお菓子を持参し忘れてしまったと。あらら~。でも、私も手ぶらで行くのは寂しい気がしてカルディで買った横濱バターサンドを持参していたし、他の方もそれぞれにお菓子を持ち寄っていたのでノープロブレム。
大小2枚のパネルに描いた絵の梱包用にプチプチを用意していったんだけど、先生によると、ビニール素材はパネルに張り付いてしまう可能性があるからやめたほうがいいとのこと。幸い大きいほうはもう1枚、同じサイズのパネルがあるので、パネルの表面を小さくカットしたペーパーパレットで保護し、ダブルクリップで向かい合わせにとめ、小さいほうのパネルはペーパーパレットでくるんでから紐でとめ、というか両方とも先生がその作業をしてくださった。そのほか、若干傷んでいる箱は開かないように紐で補強し、2枚のパネルをはじめ入るだけ特大のバッグに入れ、梱包は完了。
さて、とカラーの花の絵に向かう。グレーで一層塗っただけだった背景に、明るめのベージュを重ね、花や葉の部分には、それぞれの色に応じて青系、茶系、黄系の透明絵の具で局所的にグレージング。この段階で全体の印象がガラリと変わり、ぐっと奥行きが出た感じ。この上に不透明の絵の具でディテールを描き込んでいく。楽しい。
プリントしていったタイトルラベルやプロフィール等はそのままOKが出たので、あとは全員の絵の情報がそろったところで追加入力し、印刷するだけ。
では、あとは搬入の当日に、とご挨拶して教室が終わったあと、I さんとスシローで夕食。うに祭りの初日とあって空席待ちの人でごった返していたけれど、事前に予約してくださっていたのでスムーズに入店。うにはおかわり。とらふぐの握りとから揚げ、皮の湯引きの3種盛りも美味しかったー。
23時近くに帰宅し、ひと息ついてからお風呂に入り、髪も乾かし終わった頃には日付が変わり、しばらくしてから見積り依頼のメール。こんな時間に仕事のメールが届くのは久しぶりで、すぐにゴーサインが出るようなら週末になんとかできなくもないものの、月曜日以降までかかってしまうようだと作品展と重なるから難しいなぁ、と思いながら返信したところ、そのクライアントにしては珍しく納期に余裕があり、年明けでも構わないとのこと。助かった!
リビングの絵をはずした跡が寂しいので、別の場所に飾ってあった小浦昇さんの版画を移動させてみた。部屋が写り込んじゃってるし、実物はもっとキレイなんだけど…。