まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

久々の訪問

古巣の事務所でお世話になった大先輩のお宅を訪ねることも時節柄できなくなって久しく、その間にその方が庭で脚立から落ち腰を骨折して入院したときき、心配でもお見舞いに行くこともできずじまい。約3か月の入院生活を経て無事に退院。コロナ禍もだいぶ落ち着いてきたので、久しぶりに訪ねることになった。

日暮里方面から来るお二人が乗る電車に私が松戸から乗り込んで合流し、我孫子成田線に乗り換え、新木で下車。その先輩が新木に引っ越しをした際も手伝いに行き、当時の新木は無人駅だった。それが今は自動改札もでき、駅前にはスーパーもできたけれど、先輩のお宅は反対側で、そちら側は当時とほとんど変わっていない。

その先輩は私の母と同い年で、誕生日も同じ月、母は3日でその方は7日だったか9日だったか、とにかく数日後と記憶していて、母の誕生日が訪れてから毎年バースデーカードを用意してお送りしていた。それが今回、その方の誕生日は4日だとご本人から伺い、私の記憶は一体???

怪我の影響で今でも少しびっこを引いてはいるものの、フットワークの軽さは以前のままで、ちっとも椅子にじっと座っていない。以前は2階で寝ていて、1階で寝たほうが楽なのに、と勧めても私の伯母と同じで「今のままでいい」の一点張りだったのに、今回の怪我で階段の上り下りが難しくなったので、ベッドが1階に移動されていた。その枕元には洋書と英和辞書。会話の中で知らない言葉や漢字でどう書くか分からない言葉があると、国語辞典を取り出してすぐにチェック。「さっきあなたが describe したみたいに」などとカタカナ語とはいえない英単語が混じったりもする。途中で電話がかかってきて、相手の方が日本語も話せる外国人だったようで、聞こえてくる会話は英語と日本語のちゃんぽん。英会話も至ってスムーズにできちゃうのよねぇ。この調子ならボケる心配なんて皆無だろうなぁ。思ったよりずっとお元気そうなのでひと安心。他のお二人ともお会いするのは久々で、楽しいひとときだった。

駅との間にほとんど山道と言っていいような急な坂があり、行きは下りで楽ちんだった分、帰りは上りで息が上がる。15時半すぎの電車に乗り、私は北千住で途中下車。絵の教室のWさんが来週お誕生日なので、プレゼントを選ぼうとマルイの8階から探しながら歩き回り、ようやくこれならという品が見つかったのは3階の店。下から行くんだったー。ルミネの富澤商店でピスタチオペーストも購入。これでピスタチオバスクチーズケーキのリベンジができる。

せっかく遠くまでお出かけしたのにどういうわけか写真を撮りはぐってしまったので、近所の紅葉の写真をば。

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