夕べメトロポリタン・オペラの配信で1991年の「仮面舞踏会」を観たのを書き忘れていた。腹心の妻に横恋慕する総督グスタフをパヴァロッティ、腹心レナートをレオ・ヌッチ、その妻アメリアをアプリール・ミッロ。アメリアもグスタフに想いを寄せていて、相思相愛であることを喜び合う二人。裏切りを知り、レナートは復讐を誓い反総督派に与する。そうとは知らず、アメリアとの恋は思い出として、アメリアとレナートを本国に返すことを決め、最後に舞踏会で再びアメリアと会おうとする総督。その舞踏会の場でレナートに刺され、今際の際で総督はレナートに、プラトニックで一線を越えてはいないからアメリアは潔白だと告げ、レナートも栄転・帰国の辞令を渡され、自分はなんてことを、と後悔する…んだけども、いやいや、一線を越えたかどうかはともかく、親友と呼ぶ相手の妻を口説く時点でアウトだし、アメリアも相思相愛だと認めている時点でクロでしょ、と思ってしまうのは単に価値観の違いなのかしらん?
そして今日は、ニャンドゥティのドイリー&ネックレスのモチーフを布からはがす作業。ドイリーの中央は気持ちよくペリペリと簡単にはがれたのだけれど、周囲のウェボは隣同士と中央の3辺で輪郭線が重なり合っているため、その部分の多くは毛抜でむしり取らないとはがれなかった。このむしり取る作業をすると、短い糸が散乱し、机の上や下だけでなく服にもいっぱいついてしまうので、後始末が大変。
その後始末を終え、背景が何色だとドイリーの色が引き立つか、部屋のあちこちで、タオルやらヨガマットやら、あれこれ敷いてみたりして試行錯誤したものの、どうもピンとこなくて、下の写真が精一杯。やっぱりもとの配色がビミョーすぎたかしらねぇ…。
周囲にぐるりと並んだウェボの同心円の中心部分、くっきり穴が空いていたりほとんどふさがっていたり。この穴の形や大きさがきちんとそろうとキレイなんだろうなぁ…。難しい!