まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

誰も知らない

4月もいよいよ最終週。この状況、果たしていつまで続くのか…。

9時前に起き、今日のウィーン国立歌劇場からの配信はフンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」。2017年1月の公演で、前に観たのと同じエイドリアン・ノーブルの演出。ドイツ語圏では毎年クリスマスに各地で上演されるそうで、この演出でも、クリスマスを祝う家族の風景で始まり、父親がテーブルにセットした映写機から映し出される森の映像に子どもたちが入っていく形で物語の世界へ。悪い魔女を退治したあと、助かった子どもたちはまだ目が開かない状態で、ヘンゼルとグレーテルがひとりずつ触れると目が開いていく、その場面が美しい。魔女は絵本に出てくるようなお婆さんではなく、黒メガネにエプロンドレスのお姉さん(おばさん?)で、オーブンに閉じ込められた魔女がサクサクのクッキーになって最後に出てくるのも面白い。その魔女に、ロジーナ・レッカーマウルという名前があるのを初めて知った。レッカーマウルはグーグル翻訳によると「おいしい口」という意味で、レストランの名前に使われたりもしているみたい。面白いなぁ。

そのあと、BSプレミアム「誰も知らない」を久しぶりに観た。実際にあった母親が4人の子供を置き去りにした事件をもとにした是枝裕和さん監督の映画。2004年公開で、長男を演じた柳楽優弥くんは当時まだ14歳。事件化したのは1988年で、当時15歳の長男は今47歳になっているはず。ウィキペディアによると母親は2人の娘だけを引き取り、彼は母親と会ってもいないと。幸せになっているといいなぁ。

ニャンドゥティのモチーフ2つをほどきながら、「クリミナル・マインド」の続きを13話まで。ほどき終わったモチーフをどういう模様にすれば他の3つと糸の密度のバランスがとれるか。難しいわー。

お散歩したときの写真の残りをいくつか (^^)

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