まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

国立劇場

最近、週1の酵素風呂はなかなか朝イチの時間がとれず、2回めの9時半からが続いている。朝イチに比べると米ぬかの温度がちょっと低いんだけど、朝少しゆっくりできるし、汗もじんわり出てるから、まぁ、いいかな。

終了後はタリーズに寄り、ホットのソイラテでさらに中から温めながら、端切れのブローチをいくつか。

帰宅して洗濯やらなんやらを済ませ、夕方に再びバスで隣りの駅へ。酵素風呂のあるビルのすぐ近くのサイゼリヤでポトフ。アーリオソースを混ぜたときの風味がなんともいえず、お気に入り。

食後にまた端切れのブローチ。事前に端切れもフェルトもカットしてあり、ひとつずつ端切れの外周部分をグシグシと縫い縮めてパーツをセットするだけなので、あっという間にできてしまうものだから、昨日アップした21個とは別に、今日だけで15個。もっと作る時間の余裕があったのだけれど、持ってきたパーツを使い切ってしまった。

時間を見計らって半蔵門へ。駅の定位置に掲げられている国立劇場のポスターを目にして、毎年恒例となっている音羽屋の初春芝居のチケットをすっかり忘れていたことに気付いた。

劇場に着くと、チケット売場は今日の公演をネットで予約し端末で発券する人の列が長く、その間を縫うように奥へ入って窓口へ。その場で1月分のチケット予約。ポスターが目に入らなかったら、年明けまで気づかなかったかも。

そして今日の大劇場は、チャールズ・チャップリンの生誕130年を記念する Chaplin KABUKI NIGHT。映画「街の灯」がロサンゼルスでプレミア上映されたのは1931年(昭和6年)1月。日本での上映は昭和9年なのに、映画雑誌に掲載された短いあらすじをもとに木村錦花が歌舞伎作品「蝙蝠の安さん」に仕立て、十三代目守田勘弥の主演で歌舞伎座で上映されたのは昭和6年8月だという。なんという早業。

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蝙蝠安といえば「切られ与三」に出てくる小悪党。それがこの作品では宿無しの気のいい男。初演時の写真では蝙蝠安そのままの拵えのところ、上の写真のとおり、幸四郎は頬の入れ墨だけ残し、チャップリンの風貌に寄せ、花道の引っ込みなどでもチャップリンを思わせる動きを見せる。それがごく自然で、ユーモラスな雰囲気を醸し出していた。

物語は「街の灯」そのもので、花売り娘を新悟、その母親を吉弥、二人を見守る親切な大家を友右衛門、そして妻を亡くした哀しみのあまり死のうとしたところを安さんに助けられたにもかかわらず、実は酒乱で、酔いが覚めると安さんのことをまったく覚えていない困った御仁の上総屋新兵衛を猿弥。幸四郎と猿弥の顔合わせは新鮮なのに息がぴったりで、アドリブを交えた掛け合いで大いに笑わせてくれる。新吾も「オグリ」の照手姫に続く好演。吉弥・友右衛門のベテラン二人が若手の芝居をしっかりと支え、1時間半ちょっとの短い作品ながら、ほっこりと温かい気持ちになって、大満足。

「オグリ」や「風の谷のナウシカ」のような大作とはまた違い、チケットも一等席で6千円と歌舞伎座の3分の1で、こんなに気持ちのいい舞台を観せてくれるのが国立劇場の素晴らしいところ。最近、国立劇場は空席が目立つことが多くて心配になるほどだったのだけれど、この作品は人気のようで、良かった良かった (^^)

今日の新作15個はこんな感じ。

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