まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

オルランド/端切れのブローチ

夕べは美味しくって楽しくってついついクイクイと盃を重ねてしまい、飲みすぎてしまったのだけれど、幸い二日酔いもなく、スッキリ。

昼間のうちに、夕べ深夜からOTTAVA.TVで配信がスタートしているウィーン国立歌劇場の「オルランド」を鑑賞。ヴァージニア・ウルフの小説を原作としていて、現代の女性作曲家オルガ・ノヴィルトに委嘱されたオペラの世界初演で、コムデギャルソンの川久保玲さんが衣装を担当することも話題となっていた。

メトロポリタン・オペラでもおなじみのケイト・リンジーが主演ということもあり、楽しみにしていた作品なのだけれど、スタートから字幕がまったく表示されず、幸い英語での上演なのである程度は聞き取ることができるのだけれど、台詞の部分はともかく歌唱になるとハードルが高く、重唱になったらもうお手上げ。

それでも衣装が圧倒的に素晴らしいので、新しいキャラクターが登場するたび衣装に注目。ストーリーがよく分からなくてもファションショーのように楽しめるオペラなんて、かつてなかったんじゃないかしらん。特に印象に残ったのは、ナレーターが最初に着ている真っ赤なドレスと、主人公が昏睡状態を経て男性から女性に変わったときの可愛らしいフェミニンなドレス、そしてかつての恋人サーシャの純白のワンピース。

後半になってようやく全体像がぼんやりつかめてきて、男性から女性に変わるという体験をした主人公ゆえのアイデンティティの問題、女性の進出を阻む社会への反発や環境破壊など、現在に至るまでの様々なメッセージを提起していて興味深い。

最後まで観終えたあとで、OTTAVA からのお知らせとして、現地で停電によるトラブルで前半の字幕が表示されなかったので、後日あらためて配信されることを知る。お知らせのタイミングよりも先に観始めてしまったのねぇ。残念ー。

観ながら針を動かし、端切れのブローチがたくさんできた (^^) 先に作ってあった6個と合わせ、21個。

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