まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ホフマン物語

夕べの深夜から OTTAVA.TV で、ウィーン国立歌劇場の新シーズン第3作「ホフマン物語」が配信されていることに気づき、すでに夜遅い時間だったけど、我慢できなくて観始めた。

最初は窓を閉めた状態で、音量をかありしぼって聴いていたのだけれど、それでは物足りなくなり、ヘッドホンを使って音量アップ。最近ちょっと悪化している耳鳴りによくないのは分かっているのだけれど、集合住宅だからねぇ。

ホフマン物語はメトロポリタン・オペラのライブビューイングでも2回(演出は同じ)観ているのだけれど、今回の上演が一番、全体の構成が分かりやすかった。リヨン国立歌劇場の公演もプレミアムシアターで放送されたときに録画してあるんだけど、ちゃんと観たのかどうか自信がない。こんなふうに手持ちの録画と見比べたいと思っても、とにかく1回分が長いから、そうそう時間がとれないのよねぇ。

フレデリック・シャスラン指揮、アンドレイ・セルバン演出で、タイトルロールのホフマンをディミトリー・コルチャック、ニクラウス/ミューズの2役をガエル・アルキス、ホフマンが恋するオランピア/アントニア/ジュリエッタ/ステラの4役をオルガ・ペレチャッコと、いずれも素晴らしかったけれど、特に鮮烈な印象を残したのがそれぞれの場面で敵役の4役を演じたルカ・ピサーロ! 

木曜日の深夜まで何度でも視聴できるんだよね。もう1回、観ちゃいそうだなぁ。