本来なら今日は歌舞伎座で夜の部を観るはずだったのに、言うまでもなく休演中。このままだと４月もおそらく休演になりそうだし、５月から３か月にわたって行なわれる予定の團十郎襲名披露興行もどうなることやら…。
コロナウイルスの影響とは関係ないだろうけど仕事も途切れてしまっているので、今日もまたウィーン国立歌劇場のオペラを鑑賞。無料配信がスタートしてから１週間が経過し、２週目に入った今日の８作目は、「リング」４部作の第３夜「ジークフリート」。
タイトルロールはステファン・グールドで、新国立劇場で「ジークフリート」を観たときにも同じ役を演じていた。そのときの公演はファンタジーっぽい演出で、大蛇もバルーンモンスターみたいだったんだけど、今回はスクリーンに巨大な目だけが映し出され、ジークフリートのシルエットが剣を突き立てると、大蛇に化けていた巨人が血みどろで登場する。ジークフリートが剣を作る鍛冶の工程も丁寧に描いていて、ジークフリートを育てたミーメが編み物をしている場面があったりと遊び心もあり、とても好きな演出だった。さすらい人として登場するヴォータンは、第１夜、第２夜と同じトマーシュ・コニェチュニーが演じ、終演後に彼に宮廷歌手の称号を授与するセレモニー。
残る第４夜「神々の黄昏」も楽しみだなぁ。
どこにも出かけなかったから、夕食はやっぱりありあわせでお鍋。でも白菜がなくて、ネギのほかに小松菜多め。
もう夜遅い時間にお風呂から出て、なにげなくテレビをつけたらWOWOWで中国の映画「西遊記」の「女人国の戦い」をやっていて、途中からだったんだけどついつい見てしまった。特撮も景観もスケールが大きい。今、tvk でも40年以上前のマチャアキ版の西遊記を再放送していて、大好きだったから録画して見ている。意外な人が妖怪役で出ていて楽しいのよね。ドラマに使われているゴダイゴの曲も大好きで、何枚か持っていたゴダイゴのアルバムのうち、Magic Monkey は大のお気に入りだったなぁ。懐かしい～。
