まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

セヴィリヤの理髪師

OTTAVAウィーン国立歌劇場と提携し、動画配信をスタートしたのが今月初め。オペラの「リゴレット」と「マクベス」は、深夜のライブ配信を生放送で観た。第3弾はバレエの「海賊」で、斎藤さんに絶賛オススメされたんだけど、ぐっと我慢。というのも、ただでえさえはまりやすいタチで、もし飽きっぽくて次から次へと興味の対象が変わるのであれば、趣味に費やす時間を一定範囲内にセーブできるのだけれど、私の場合、一度はまるとまず飽きることがないから、はまる対象がどんどん増えてしまうのよね。今でさえもう手一杯だから、バレエにまではまるといよいよ身動きができなくなりそうなので、今後も OTTAVA.TV での動画配信はオペラ公演限定で楽しむつもり。

そのオペラの3作目「セヴィリヤの理髪師」が22日の午前2時から配信されていたのだけれど、22・23日と歌舞伎座だったので、リアルタイムで観るのをあきらめ、おあずけ状態が続いていた。

だもんだから、歌舞伎座からの帰宅後、ひと息ついてすぐに準備万端整えて、ロッシーニの名作を鑑賞。

タイトルロールは理髪師であるフィガロなんだけど、実際の主役はアルマヴィーヴァ伯爵で、それを演じるファン・ディエゴ・フローレスがとにかく素晴らしい。普段と同じアリアだけでなく、この作品ではギターの弾き語りまで披露していて、ちゃんと自分で弾いている。アリアの素晴らしさはある意味想定内というか、最初から素晴らしいことを期待して、それを超えてくるので感動するんだけど、この弾き語りはまったくの予想外だったので、破壊力が半端なかった。

また、前回の「マクベス」が定点カメラでの遠い映像だったので、またそうだったらいやだなぁ、と心配していたのが杞憂に終わり、むしろ「マクベス」が例外的だったのだと分かってひと安心。

視聴期間がまだもう1日残っているから、もう一度見たいなぁ。

オペラの話題とまったく関係ないけど、思わず立ち止まってしまった今日の夕焼け (^^)

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