まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992018-11-25

10時から住まいの管理組合総会。早いもので、もう21期。新築当時からの入居者は、うちを含めて半分ぐらいかなぁ。35戸のうちほとんどが委任状のみで、本人の出席は8人のみだった。まぁ、私自身も土曜日は何かと予定が入り、出席するのは久しぶりだったんだけども。

総会は1時間ちょっとで終了。自宅に戻り、ひと息ついて、13時すぎに再び外出。まずランチを済ませてから、北千住のスタバで時間調整。そのあと東銀座の歌舞伎座へ。

吉例顔見世大歌舞伎の夜の部は、吉右衛門石川五右衛門菊五郎の真柴久吉という大御所二人による「楼門五山桐」で、五右衛門の朗々とした台詞が聞きどころ。でもたった15分で終わってしまうのよねぇ。舞台写真の売り場で、若い女性2人が「五右衛門さんがいな〜い!」と見つけられずにいたので、「ここにいますよ」と教えてあげた (^^)

続く舞踊「文売り」も17分と短く、踊るのは雀右衛門。残りの時間はすべて「隅田川族俤(すみだがわごにちのおもかげ)法界坊」。吉右衛門の法界坊も観ているけれど、なんといっても印象に残っているのは勘三郎の法界坊。この役に新たに挑むのが猿之助

同じ役なのに、こうも印象が違うものか。どこがどうと説明するのは私には難しいのだけれど、なんかこう、3人3通りの法界坊の中で、猿之助が一番、性根が図太いように思えた。勘三郎のは愛嬌たっぷりで、悪い坊主であってもどこか憎めないという小悪党。猿之助の法界坊も小悪党には違いなく、愛嬌も十分にあるものの、それ以上の闇を感じさせるというか…。愛嬌たっぷりな部分と、強い台詞でビシっと決める部分のメリハリが効いているのも猿之助法界坊の魅力。

團蔵の源右衛門に弘太郎の番頭長九郎と悪い奴が他にもいて、それぞれに悪事を企みドタバタになりがちな舞台をキリリと締めているのが歌六の甚三。源右衛門と長九郎と法界坊の3人から想いをかけられる娘おくみを右近、その恋人である要助(実は松若丸)を隼人。二人のいちゃいちゃぶりに客席がわく。

楽しかった〜♪ 大満足で帰路につき、明日の昼の部に備えて早めにベッドへGO☆