昨日の酵素風呂のあと、その着替え等だけの少ない量を洗濯したら、案の定、乾燥が終わらなくて強制終了せざるを得なかった。メーカーからは修理以外にないと言われたけど、そういえばしばらく樽洗浄をやっていないので、3時間のシンプルな樽洗浄ではなく、11時間もかかるじっくりタイプの樽洗浄をスタート。
しばらくはグイングインと音がしていたのだけれど、シーンと静かになったのでのぞいてみると、残り時間の表示は刻々と短くなっていくものの、まったく動いていないような…。大丈夫か? その後も何度かのぞいてみたものの、やっぱり動いていないように見え、不安になりつつ、そのまま放置。
手織を進めながら、WOWOWで映画三昧。まずは、藤原竜也と山田孝之がともに「超人」を演じる「MONSTERZ」。前に途中から見たことがあり、今回は最初から。ストーリーは漫画っぽいけど、演技派どうしのぶつかり合いがみどころ。
洗濯機から音がした。動き出したらしい。樽の乾燥の間、動きも音もしないのかも。
次に観たのは、中村倫也、佐々木希、新井浩文、菅田将暉ほかの出演による「星が丘ワンダーランド」。「dele」が良かったから、山田・菅田コンビに惹かれて選んでいるところは否めない。母親を失った兄弟と、その母親が再婚して新たにできた家族の姉弟との物語。叙情的。駅の落とし物係という設定がユニーク。
次の「火花」も桐谷健太&菅田将暉。又吉直樹原作の映画化で、ドラマ版は途中で挫折してしまった。ラストに桐谷・菅田コンビが歌っていて、桐谷健太の歌声ってやっぱりインパクトがあるなぁ、と実感。独特なのよねぇ。
その途中で、洗濯機から聞き慣れた電子音。行ってみると、普通に正常終了していた。洗濯・乾燥コースだと終了してくれないのに、樽洗浄は正常終了するのねぇ。謎。
さらに見たのが「ユリゴコロ」。すごかった! 殺人というよりは「命が終わるところ」を見たいという衝動を抱えた主人公を吉高由里子。「花子とアン」やコメディエンヌのような役もこなしているけれど、彼女はやっぱり、「蛇にピアス」やこの作品のような独特な役のほうが真髄だと思う。独特な世界をごく自然に見せていて魅力的。松坂桃李は常に穏やかなイメージだったので、激昂する演技が新鮮。どんな表情でも素敵よねぇ。松山ケンイチ、木村多江、清野菜名、佐津川愛美ほか。主人公の中学生時代を演じた少女に見覚えがあると思ったら、「透明なゆりかご」の主演である清原果耶さんだった。
これだけ観続ける間に、手はせっせと動かしていたのだけれど、途中で織地の幅が狭まってしまい、ほどいてまた織り直し。なかなか進まないわー。