まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992018-07-19

朝イチで、カザフスタンフィギュアスケート選手デニス・テンの訃報を知り、呆然。自分の車のミラーを盗もうとしていた暴漢に刺され、3リットルもの出血による失血死だという。まだ25歳という若さだったのに。悲しすぎる最期。

気を取り直し、10時過ぎに家を出て、モスバーガーの復活メニュー、ナンタコスで腹ごしらえをしてから、まずは池袋へ。池袋西武で今日からスタートのムーミンマーケットに寄る。初日の開始後2時間弱だというのに、レジにはすでに長蛇の列。会計に時間がかかることを念頭に置いて、厳選したつもりでもついつい12点。どうしてもこうなっちゃう (^^ゞ

池袋西武の他の売り場には一切寄らず、新宿に移動。もともとの外出の目的はサザンシアターでの観劇で、ムーミンマーケットはあくまでついで。

歌舞伎版「ワンピース」で大怪我をした猿之助の代役をしっかり勤めて注目を浴びた「ケンケン」こと尾上右近が初めて翻訳劇に挑戦する「ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル」。「スプーン一杯の水、それは一歩を踏み出すための人生のレシピ」という長いサブタイトルがついている。キアラ・アルグリア・ヒュディスの原作を翻訳・演出したのがG2。

ケンケンが演じるのはイラク戦争のトラウマを抱えた元海軍兵エリオットで、南沢奈央はその従姉妹のヤズミン。フィラデルフィアに住み、それぞれに心に傷を負いながら暮らすうち、エリオットの育ての母が亡くなる。一方で、篠井英介が演じるオデッサは、ドラッグ依存症の人々が集まるサイトの管理人。ここにも心に深い傷を負う人たちが集まっている。前半は、エリオットとヤズミンの現実世界と、オデッサを中心とするネット上の世界とが並行して進み、その2つがどう関わってくるのかが分からず、登場人物の誰にも共感できないまま、各登場人物に関わる情報収集に徹したような感じで、少なからず戸惑っていた。それが後半、オデッサがエリオットの実母であること、姉にエリオットを託さざるを得なかった経緯が明かされ、エリオットとオデッサのそれぞれの心の傷の深さを軸に、2つの世界が集約し始める。登場人物との共通点を見いだせなかったので共感には至らなかったけれども、不思議な印象を残す舞台だった。ケンケン大健闘。篠井さんも良かったなぁ。他に、サイトの住人に葛山新悟さん、鈴木壮麻さん、村上絵梨さん、大学教授に警官に亡霊にと大忙しだったのが影山秦さん。

サザンシアターはタカシマヤの中にあり、終演後にハンズに寄ったら、バランスボールみたいにぐらぐら揺れるユニークなオフィスチェアが展示してあって、仕事中にバランスボールに座ってみることもあるんだけど、両足が開いた状態になるので腿が疲れてしまい、長続きしないことから、こういう椅子もいいかも、としばらく座ってゆらゆらしながら考えていた。でも今のオフィスチェアも特に問題ないから、ひとまず保留。

エスカレーターで降りようとしたら、とある階で「サマーフーズフェスタ」なるものを開催中で、惣菜系からカフェメニュー、かき氷やらスイーツやらのお店がずらりと並ぶ中、八屋というショップの黒胡麻甘酒玄米シェイクというのに惹かれて注文してみた。黒胡麻と玄米の風味で甘み抑えめのシェイクの上にのってるソフトクリームが濃厚な甘酒の味。とっても美味しかった♪

まだちょっと小腹が空いていたので、つばめグリルに寄り、ハンバーグが美味しいお店なのに、それほどには空いていなかったのでサラダプレートのようなメニューをチョイス。ちょうどいいボリュームだった。

他の売り場には寄らずに最寄り駅まで戻り、コメダ珈琲に落ち着いて、和訳の見直し。2時間ほどの作業で終わり、帰宅後にひと息ついてから修正をして、送信したのが23時半すぎ。すぐに5つめの別紙の和訳を…と思ったけど、疲れちゃったから、明日にしようっと。