■

今週は、水曜日は整骨院、木曜日はホットヨガ、金曜日はアルパのレッスン、土曜日は絵の教室と外出が続いていて、日曜日の今日は新宿の紀伊國屋サザンシアターへ。加藤健一事務所の「女学生とムッシュ・アンリ」を観る。

登場人物は、妻を亡くして一人暮らしのアンリと、息子のポール、アンリと折り合いの悪いポールの妻ヴァレリー、ルームシェアでアンリと同居することになった女学生コンスタンスの４人だけ。いつもながら秀逸なユーモアにあふれた温かい舞台。加藤さんの舞台はもう30年近くずっと観ていて、以前はよく舞台上を大汗かいて走り回っていた加藤さんも60代の後半に差しかかり、中年より老年を演じることが多くなってきた。今作では、最後には間借りしていた女学生のコンスタンスに手紙を遺して亡くなってしまう。左團次さんが敵役で殺されてしまう場面と同じような切なさが…。

新宿はどうも落ち着かなくて、どこにも寄らずに電車を乗り継ぎ、自宅の最寄り駅に着く頃にちょうどお腹が空いて、ふと思いついて、駅からすぐなのにあまり入ったことのないビルの地下にある「しらいし」というお店へ。「牛タン」の看板が目について、ちょっと気になっていたものだから。牛タン定食。熱々のご飯に牛タンをのせて、クルンと巻いて食べる。むふふ。お味噌汁も美味しかったぁ。

帰宅後、フィギュアスケートのグランプリファイナル、男女フリーをリアルタイムで見ながら、英訳を進める。羽生くんはもはや別次元。２位のフェルナンデスも同じオーサーコーチだから、愛弟子がトップ２を独占するなんて、コーチ冥利に尽きるだろうねぇ。３位は昌磨くん。シニア初参戦でメダル獲得は史上初。すごいわー。

真央ちゃんの笑顔が見られなかったのは残念だけど、彼女は今、順位どうこうでなく、自分が満足できる演技をすることを目指していて、そのためにハイリスクな高難度のプログラムに挑んでいる。以前から美しかった真央ちゃんのスケーティングにはますます磨きがかかっていて、成熟を感じさせる。その姿は、求道者を思わせる。

そのあとBSプレミアムシアターで「野田版フィガロの結婚」が放送され、実際に舞台を観たのに、録画しながら観つつ、英訳の続きを進め、１つめの書類を最後まで訳し終えた。ふぅ〜。

２つめの書類に進む前に、と先日の「仮面舞踏会」の感想文に取り組む。400字程度、と斎藤さんに言われたのだけれど、そぎ落としてもそぎ落としても400字ではとてもおさまらず、かなりオーバーしてしまった。お詫びを添えて送信。宿題完了♪　今日はここまで (^^)