酵素風呂に行くと、衣服にも芳ばしい匂いがついてしまうので、これまでは木綿の作務衣を専用にして、毎回それを着ていたのだけれど、長袖長ズボンだし色は黒だしで、朝からカンカン照りの中、さすがにしんどそうなので、ユニクロのブラトップワンピにしてみた。
自転車で向かう間にもう汗をかいているから、15分の酵素浴の間に額から耳のほうへと汗が流れるのを感じるほど。私は毎回、目の上にもガーゼを敷いた上に酵素をたっぷりのせてもらうのだけれど、男性の多くは目を覆うのを嫌がるのだそうな。防衛本能が強いのかしらん。
近くのスーパーで買い物だけして、サブウェイでもテイクアウトにして、まっすぐ帰宅。すぐにエアコンを起動し、帰り道にさらにかいた汗をシャワーで流す。ふぅ〜。
スッキリしたところで、仕事モードに切り替え…るはずが、一気に睡魔に襲われ、どうにもならない。ベッドで寝ちゃおうかなぁ。でも寝室のエアコン、入れないといけないし、とか考えながら、パソコンの前でうつらうつら。
そうこうしているうちに、ようやく睡魔から解放されたので、気合を入れて和訳の続き。
18時からは林田さんの Salone を聴きながら、21時からはさらにウィンブルドンの試合も気にしつつ、和訳を進める。アンダーソンとイズナーの準決勝戦は、どちらもビッグサーバーで、ラリーよりサーブでゲームの行方が決まる展開。第1セットから第3セットまですべてタイブレイクにもつれる接戦で、セットカウント2−1で劣勢だったアンダーソンが第4セットで初めてブレイクして6−4で獲り、試合はファイナルセットへ。ここからが大変。グランドスラムの採集セットはタイブレイクがなく、2ゲーム差がつくまで延々と続く。両者ともに一歩も譲らず、このまま永遠に終わらないんじゃないかt思うぐらい、ゲーム数がどんどん増えていき、ようやく決着が着いたのは50ゲーム目という大変な試合となり、6時間36分に及ぶ死闘を制したのはアンダーソン。グランドスラムでも、例えば12ゲームずつ取り合っても決着がつかなかったらタイブレイクでいいんじゃないかしらねぇ。
この試合があまりに長かったおかげで、その間に2つめの書類の和訳がひととおり終わった。なので、もう一組、ナダル対ジョコビッチの準決勝戦は、ながらでなくじっくり観戦。スタートが大幅に遅れたこともあり、今日中に決着をつけたい両者の気持ちが伝わってくるような、ものすごくスピーディーなラリーの応酬で、アンダーソン対イズナー戦とはまったく対照的。まさにトップクラスの2人の対戦だから、もう1球も見逃せないようなスーパープレイの連続。まさに息を呑む熱戦。
現地時間で23時までという決まりがあり、セットカウント2−1でジョコビッチがリードしたところで明日に順延。この2人の対戦はこれまでジョコビッチ26勝ナダル25勝とほぼイーブン。でも現時点でランキングトップのナダルと、長いトンネルを抜けて、完全復活をめざして久しぶりの優勝に賭けるジョコビッチとでは、ジョコビッチのほうが思い入れが強い分、有利かもしれないなぁ。
… といつもどおりの1日だったのだけれど、「平成30年7月西日本豪雨」と呼ばれることになった災害の発生から1週間。その被害の大きさには呆然とするばかり。どうか1日でも早く平穏な日々が戻ってきますように。