まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992018-07-01

早くも文月の始まり。そしてアルパの発表会当日。

会場はレッスン室を兼ねている先生のご自宅からも国立駅からもほど近い小さなホールの2階で、10時集合。よいこらせ、とアルパを背負い、8時ちょっとすぎのバスで自宅の最寄り駅まで。千代田線では先頭車両の一番前のスペースにアルパを寝かせること0ができ、立ちん坊ではあったものの、比較的楽に新御茶ノ水まで。ここまではエレベータやエスカレータが使えて楽だったんだけど、JR御茶ノ水駅の千代田線と連絡するほうの改札を入るとどちらの設備もなくて、えっちらおっちら階段を降りる。幸い中央線は空いていたので、座って両脚でアルパを支えながら国立まで。

9時半すぎに国立駅に着き、10時にならないとホールに入れないときいていたので、駅ビル内のカフェで朝食。8枚切りぐらいの薄いトーストがなぜかなかなか噛み切れないほど固くて、どうしたらこんなトーストになるのかききたいぐらい。

ホールもエレベータがなくて、狭い階段をアルパを抱えて上がるのが大変。ようやく着くと、すぐにリハーサルを始めるからチューニングはあとでいいと。私が参加する合奏曲は、パーティーなどの始まりに演奏される曲なので、発表会でも1曲め。さあ大変。急いでアルパのカバーをはずし、すでに準備OKのメンバーの列に加わる。

何か所かミスもあったけど、合奏はそれほどミスが目立たないので大丈夫。4人と伴奏のスタートが合うように弾き初めの部分だけを何度か練習し、その曲のリハは終了。次の曲へと進む間に、控室にアルパを持ち込み、チューニング。そのあとソロの曲の練習。徐々に緊張が高まってくる。

第1部のリハーサルが終わり、私のソロは第2部の2曲め。控室ではそれなりに弾けていたのに、途端に指が震え始めてコントロールが効かなくなっちゃうのはなぜなのかしらねぇ。それほど難易度が高いアレンジではないはずなのに、右手でメロディを単音で弾く部分がほとんどまともに弾けずに撃沈。あうう。

自宅ではほぼノーミスで弾ける状態まで練習を重ねてきたのに、それでもやっぱり本番ではダメなんだなぁ、と今回も同じように落ち込みつつ、ギリギリまで練習を続ける。

インド綿のブラウスに着替え、12時半に全員そろって集合写真を撮影し、13時に開場、13時半に開演。1曲めの合奏はそれほど緊張することもなく、順調に終了。よしよし。その後もお客さまが次々にいらしてくださり、「どうせそんなにこないから」と少なめに用意してあったプログラムが足りなくなってしまうほど。歌舞伎のお仲間のひとりも、以前、先生のCDのジャケットを彼女がデザインしたご縁もあって、貴重な日曜日だというのにご主人とお嬢さんとご一緒に来てくれて、しかも最前列のど真ん中! えええ。

第1部も第2部も9曲ずつとごく少ないので、あっという間に第1部が終わってしまい、約15分の休憩をはさんで第2部がスタート。すぐに私の番がきて、リハーサルより少しテンポを落とし、ゆっくりめにスタート。AからDまで4種類のメロディを順番に弾いていく1回めはそれなりにクリア。でもアレンジで展開していく2回めがスタートした途端、指が震え始める。リハーサルでボロボロだったところはもうシンプルにメロディを弾くだけにして、どうにか途中でストップすることなく最後まで弾き終えた。ふぅ〜。

ギターで伴奏してくれたカチョさんが「リハーサルよりずっとよかった」と言ってくれた。たしかに、リハーサルよりは本番のほうがずいぶんマシだったんだけどねぇ。私の指が震えているのが客席からもしっかり見えたそうな。くすん。

最後はカチョさんのオリジナル曲のギター演奏と、カチョさんの伴奏で先生が曲演奏し、15時半すぎに無事終了。いや、自分の演奏はちっとも無事ではなかったけども、長崎からお母さんと娘・息子の3人でいらして、息子さんがソロで、お母さんと娘さんとで合奏のあと、お母さんがソロで演奏するというファミリーでの参加もあったし、長野からいらした方も、また、車でアルパを運んでいらした方の到着が遅れて心配していたら、途中で他の車にぶつけられてしまい、その処理に手間取っていたというアクシデントもあった中、無事に終了してなにより。

お客さまをお見送りした後、撤収作業。そのあと有志のみ近くのカフェに移動し、慰労会? 茶話会? 打ち上げ? まぁ、とにかく楽しくおしゃべりをして、18時すぎにおひらき。行きと同じルートで、千代田線では混雑の中、出入り口の手すりにアルパを立てかけた状態で耐え、バスで帰宅したのが19時半すぎ。ふぅ〜。

さすがに右肩がギシギシしていたので、すぐにマッサージチェアへ。そのあとお風呂の中でもマッサージ。次回からはもう合奏だけにしようかなぁ。そうすればそれほど緊張することもないし、なにより自分のアルパを持っていかずに教室のアルパをお借りする形でも問題なく演奏できるはず。もうそろそろ、それでもいいかもねぇ…とつらつら考える。

さぁて、夕べはなかなか寝付けなかったから、今夜はたっぷり寝る!