まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992015-06-14

なかなか寝付けなくて、ちょっとうつらうつらしたかなぁ、という程度で6時半のアラームで起床。窓の外を見ると、歩く人が傘をさしている。ガックリ。

身支度を済ませ、早朝だから窓を閉めきった状態でアルパを弾いてみる。だいぶ音が下がっていたのでチューニング。そのあと再び弾いてみる。うん、いい感じ。これならきっと大丈夫。

8時ちょっとすぎのバスに乗るため、カバーの上からビニールの自転車カバーをかけたアルパを背負い、早めに家を出ようとしたところで、チューナーを忘れてきたことに気づく。ああもう! 1階にアルパを置いたまま急いで6階に戻り、バスにはギリギリ間に合った。でもでも、私ってばスマフォも忘れていた。もう取りに戻るわけにはいかない。

予定より早い電車に乗れてしまい、日曜早朝の車内は空いていて、千代田線でも御茶ノ水でもアルパを抱えたまま座ることができ、国立に着いたのは9時半ぐらい。御茶ノ水ではまだ降っていた雨がやんでいた。会場が10時にならないと開かないと言われていたので、改札前にできたカフェで時間調整。

頃合いをみて会場へ。2階に上がる階段が狭くて、アルパをぶつけないように気をつけながら上るのが大変。ホール内ではすでに多くのメンバーがチューニングを始めていた。先生から注意事項等の説明があり、10時半からリハーサル。幸い自分の番になってもそれほどドキドキすることなく弾き始めることができたんだけど、どういうわけかどんどんテンポが上がってしまい、後半はもういっぱいいっぱいで、最後の和音もはずしてしまった。あと高音部のチューニングが狂っているのが弾いていて自分でも分かった。それ以外はそれほど悪くなかった…ように思う。

控室にアルパを持ち込んでチューニングをやり直し、最後の悪あがきで何度か弾いてみる。リハーサル終了後に皆さん華やかなニャンドゥティに着替え、写真撮影。今回、民族衣装を着なかったのは私ひとりだったけど、いいのいいの。それよりも、全員が並んでいるこのタイミングで私のお腹がギュルルルル、と大きく鳴ってしまって恥ずかしかった。

先生が用意して下さったオニギリを頬張り、午後1時15分に開場、1時半から発表会がスタート。ソロ、デュオ、トリオと様々な組み合わせで演奏が続き、全部で15組のうち私は12番目。順番が近づいてくるにつれ、「バイレロ」や「カレリア」をイメージしながら深呼吸。そしていよいよ私の番。

リハーサルと同様にそれほど緊張を意識することなくスタートできて、イントロはいい感じ。ギターの伴奏が入り、アルペジオを丁寧に、うん、大丈夫、と確認しながら進むにつれて、どこでどうスイッチが入ってしまったのか、またしてもどんどんテンポが速まってしまった。後半、高音域で指を細かく動かす必要がある部分はあきらめ、メロディラインだけをオクターブで死守。最後の和音は…やっぱりはずしてしまった。くすん。

「今回はバッチリですね」と先生も言って下さったし、自分でもそう思っていたのに、どれだけ本番に弱いのか。ノーミスを100とすれば、本番でこれだけ弾ければ上出来というラインは80ぐらい。合格ラインを60とすれば、今回は50ぐらいかなぁ。すでにトラウマとなっている Over the Rainbow に至っては30ぐらいだから、まだずっとまし。

発表会の終了後、先生と、ギターで伴奏をしてくれたカチョ・カルドーゾさんのミニコンサート。自分の演奏はダメダメでも、他の皆さんの演奏や先生のコンサートはとても楽しかった。3時半すぎに終了して、バタバタと撤収。I さんが今年も車で来て下さって、申し訳ないと思いつつご好意に甘えてしまう。今日はアルパをお預けしたままで明日届けて下さることになり、ちょっと何か食べようか、とモスバーガーへご一緒したあと、身軽になって駅へ向かう。中央線も千代田線もかなりの混雑で、ガラガラだった朝と違い、この人混みの中をアルパを持って移動するのはさぞかし大変なはず、とあらためて I さんに感謝。

はぁ〜、終わった終わった! スマフォがなくて発表会の写真が撮れなかったので、衣装の写真をば ^^;