まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992016-12-11

アルパ教室の発表会当日。8時すぎのバスに、後ろのドアを開けてもらってよいこらせっとアルパを載せ、駅へ。千代田線では車椅子用のスペースにアルパを寝かせておくことができ、中央線では幸いソファの隅の席が空き、膝の間にアルパを挟んだ状態で国立まで座って行くことができた。9時半すぎに国立に到着。10時にならないとホールに入れないので、改札前のカフェで時間調整をしてから、ホールへ。右肩に背負って歩くのもすっかり慣れたもの。大変だったのはホールの狭い階段。他の方が下からアルパを支えてくださり、助かった。

荷物を控室に置き、まずはチューニング。10時半からリハーサル開始。プログラム通りで私の合奏は3番目。でも1番目と2番目ははるばる長崎からいらっしゃる方で、到着が遅れていたので、いきなり3番目からのスターとなった。私がアルパの胴体部分を指で3回叩いてカウントを取る。この時点でもうすでに緊張している。ところどころ間違えたけど、合奏の安心感もあり、まあまあかな、という感じで弾き終えた…のだけれど、その後、一緒に合奏をしたメンバーから「本番はもうちょっとゆっくり」とのリクエスト。緊張するとつい早くなっちゃうからなぁ。気をつけないと。

今回は師走ということもあり参加者が11名と少ないので、後半のソロの順番もあっという間に回ってきてしまう。たくさん練習して、すっかり仕上がっているのだから大丈夫。そう自分に言い聞かせるようにして、大きく深呼吸してから弾き始める。それほど緊張してはいなかったように思うのだけれど、指を細かく動かすところが直前のレッスンの時以上に弾けなくて、これはもう本番では絶対に弾けるはずがない、と確信。なのでリハーサルの終了後、ランチタイムの間に、その部分のアレンジをすっ飛ばして弾く練習。当日にアレンジを変更するなんて初めてのことなので、本番でスムーズにすっ飛ばせるように何度も繰り返し弾いてみる。

控室に戻ると、すでに皆さんランチを終えて着替えを始めていらした。華やかなニャンドゥティに埋もれるようにして、お稲荷さんと海苔巻きのランチを手早く済ませる。私の着替えは、ニットワンピの下のヒートテックを脱ぐだけで完了 (^^ゞ

12時45分開場のはずが12時半すぎにはもうお客様が来始めて、13時開演。小さなホールで席数も少なく、その席も満席にはならないような内輪の会なので「リラックスして」と先生は仰るのだけれど、人前で弾くこと自体が緊張の原因だから、お客様が少なかろうと関係ないのよねー。

合奏は、ゆっくりを心がけながら弾き、リハーサルとほぼ同じぐらいの出来だったんじゃないかと。他のお二人が「全然弾けなくて邪魔をしてしまった」と恐縮していらしたけれど、正直、自分の演奏でいっぱいいっぱいで、お二人の音は耳に入っていなかったから、客席にどう聞こえていたのかよく分からない。

問題のソロは、土壇場の練習が功を奏して、リハーサルで弾けなかった箇所をすっ飛ばしたのが大正解。音がきちんと出ない箇所は多々あったものの、テンポとメロディラインはなんとかキープして弾き終えることができた。ふぅ〜。

今回、アルパを持参したのは私ともうひとりだけで、皆さん先生のアルパを借りての演奏だったから、ホールに着いたときには私も次回からお借りしようかなぁ、と考えていたのだけれど、お借りする場合は当日の空き時間にアルパをさわることができず、アレンジ変更の練習ができたのは自分のアルパを持参したからこそ。そう考えると、やっぱり次回からもうんしょうんしょと運んで行ったほうが良さそうな…。

発表会の終了後は先生のミニコンサート。ギターの伴奏をしてくれたカチョ・カルドーソさんと、仙台から来てくださったホセ・ルイス・バルボーサさんも加わり、アルパ本来の魅力をたっぷりと披露してくださった。ルイスさん、あんなに難しい弾き方をしながらどうしてあんなに素敵な歌まで歌えるのか。

終了後には、近くのカフェでお茶会。カフェラテやパンケーキの上にかわいいイラストを描いてくれて、帰るときにはスタッフが私のアルパを2階のお店から下まで運んでくれた。素敵なお店。また行きたいな (^^)

帰りの中央線では西国分寺から座ることができ、千代田線は混んでいたものの、手すりの横にアルパを立てかけることができ、駅からはバスで帰宅。さすがに右肩がミシミシしているものの、お風呂で念入りにマッサージ。

以前、先生のCDのカバーデザインを担当したことがある歌舞伎のお仲間が聴きに来てくれて、クリスマスらしいスイーツを頂いたので、帰宅後、窓際のクリスマスコーナーに飾ってみた。うれしい♪