3連休のど真ん中。以前から海老蔵のブログによく出てくる酵素風呂が気になっていて、調べてみたら、意外にも手織教室と同じひと駅先の駅前に米ぬか酵素風呂の施設があることが分かった。でも肌の赤みで皮膚科を受診した時、ホットヨガで汗をたくさんかくことで余計に肌の乾燥が進むと言われたから、酵素風呂で汗をかくのはどうなんだろう? とこれもネットで調べたところ、身体を芯から温めることで血流を促し、ターンオーバーを促進するので乾燥肌にも最適だと。ホットヨガでかく汗との違いはよく分からないものの、幸い肌の赤みもかゆみはおさまっているので、一度は体験してみよう、と予約を入れてみた。
ホットヨガと同じで、酵素風呂も入った後1〜2時間は吸収がよくなっているので食事を控えたほうがいいらしく、空腹で入るのもよくないらしいので、12時頃にサブウェイで腹ごしらえをして、そのあとタリーズで、手帳の整理をしながら時間調整。
14時半に施設に到着。ビルの一室で、ドアを開けた途端にむっとむせ返るような酵素臭。ちょっとたじろぐ。匂いのきついのが苦手な人はここでもうアウトかも。
しんどいのは最初だけで、受付で手続をしているうちに鼻が慣れてきた。タオルと着替え以外の荷物をロッカーに入れ、コップ1杯の水を飲んでから、指示通り脱衣場ですっぽんぽんになり、米ぬかの中にまず片足をむぎゅっと入れてみる。ふっかふかでぽっかぽか! よいしょ、と仰向けに横たわり、もぞもぞと身体を動かし、より温度が高い下の方へと身体を沈め、隠すべきところに米ぬかをかけ、スタッフさんに声をかけると、さらにたくさんの米ぬかを身体の上にかけてくれる。顔にもガーゼをのせてから、鼻と口だけ残して米ぬかがのせられ、ホットアイマスクの「めぐりズム」よりあったか〜い。
この状態で15分。すぐに全身がぽかぽかしてきたのだけれど、お腹のあたりだけひんやりしていてなかなか温まらない。そういえば最近、外出時に急にお腹が痛くなることがあって、特に上島珈琲店でミルク珈琲を飲んだ後にそうなることが多かったから、牛乳が合わないのかなぁ、と思っていたのだけれど、あれもやっぱり冷えだったのねぇ。
あれだけむっとする匂いの根源の中に埋まっているのに、不思議にまったく気にならず、深呼吸だってできちゃう。残念ながら耳鳴りが気になる状態ではあったものの、それ以外はもうただただ気持ちがいい。唯一、伸ばしていた爪先のあたりが米ぬかを重く感じたので、足先は直角にしたほうがいいみたい。
15分では物足りないぐらいで、もっともっと入っていたかった。浴槽から出て、その場で米ぬかをよく落としてから、すぐ隣りのシャワー室へ。よく洗っても、ぷ〜んと全身から匂い立っているような…。そういえば海老蔵も、酵素風呂から帰ると子供たちに臭いって言われるってブログに書いていたっけ。
じんわり汗をかく程度だったんだけど、その後、持参したバスローブを羽織ってパウダールームへ。もう1杯の水を飲み、髪を乾かしている間にも汗が出続け、バスローブの背中がぐっしょりするほど。普段、お風呂上がりでもこんなにはならないので、芯から温まっていることを実感。
汗が引くのを待って着替える。来る時はヒートテック+トレーナーだったんだけど、ヒートテックはなしで十分。匂い消しのローションが何種類か用意されていて、それぞれ髪や服、ロッカーから出したバッグにもシュッシュ。それでも完全に匂いが消えるわけではないので、酵素風呂の後にどこかに寄るのは無理っぽい (^^ゞ
気持ちよかったし、肌にも良さそうなので、しばらく通ってみるつもり。ホットヨガももちろん続けるつもりだから、ますます忙しくなっちゃうけど…。まぁ、酵素風呂はひとまず寒いうちだけ、ということで。
バスで帰宅後、手帳の整理の続きと写真のコラージュ。整理したデータをもとに請求書を3通作成。とあるクライアントのスタッフから、個人的な書類なんだけど、と依頼された案件で、先月末に和訳を送ったのに、それきり連絡がない。届いていないはずはないんだけどなぁ。
録画の消化がなかなかできていないので、ハードディスクからDVDへ、メトロポリタン・オペラのライブビューイングをいくつかダビング。そうこうしている間、暖房の設定温度はいつもと同じなのに、着るものは普段より1枚少ない状態で十分に温かいことに気づいた。酵素風呂の効果が続いているらしい。やっぱり血行をよくすることが大事なのねぇ。