まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992017-11-24

朝イチで図書館からメール。予約していた図書の準備ができたと。何冊か予約しているうち、届いたのは宮部みゆきの杉村三郎シリーズの最新作が掲載されているオール読物なんだけど、迂闊なことに、同じシリーズの単行本「希望荘」も図書館で借りようとしたら予約が殺到していたのでネットで古本を安く手に入れたのに、まだ読み終わっていなかった。ダメじゃん!

というわけで、ハードカバーの「希望荘」をバッグに入れて、予定より早めに家を出て、北千住のスタバで軽く腹ごしらえをしてから読書タイム。4話収録されているうち、最初の1話しか読み終えていなかったのねぇ。私ってば。

2話の途中で時間切れ。日比谷線の車内でも読み続け、東銀座に移動し、歌舞伎座へ。

座席にビニールシートが置かれていて、最初の幕は「鯉つかみ」。染五郎がラスベガスでも演じたことのある作品で、姫の許嫁と、自分の姿に化けて姫を飲み込んでしまう鯉の精との二役を早替りで演じ分け、本水での立ち回りが見どころ。滝をバックに鯉をブンブン振り回す場面があって、姫が飲み込まれているにしては小さい鯉なのに、あんなにぶん回したら中にいる姫が目を回しちゃうんじゃ、とかどうでもいいようなことを思ったりしながら楽しんだ。

まだそれほどお腹は空いていなかったんだけど、2回めの休憩が短めだったから最初の休憩でお弁当を食べたら、次の「奥州安達原」の途中で眠気が…。最近あんまり寝落ちしてなかったんだけどなぁ。久しぶりの袖萩祭文だったのに。雀右衛門の袖萩、その両親を歌六東蔵吉右衛門の貞任に又五郎の宗任、錦之助の義家。

最後は「雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)」で、菊五郎の直侍に時蔵の三千歳。「鯉つかみ」は夏の芝居だったのに、こちらは寒い寒い雪の夜。冷え切った身体を蕎麦屋の火鉢で温めようとしたり、盃に浮いたホコリをはらったりする仕草のひとつひとつがとても自然で、見入ってしまう。東蔵さんの丈賀は愛嬌があっていいなぁ。

終演後にスマフォの電源を入れると、継続中の案件の続きの書類が届いていた。あいにく今週末は時間が取れそうにないんだけど、幸いそれほど急ぎではないので、週明けから頑張れば間に合いそう。さらにもう1通、I さんから絵の教室用にケーキを焼いたと。あらら、重なってしまった。じゃあ柚子のケーキはほんのひとくちずつにして、残りは同級生との集まりに回してしまおう。

帰りも北千住のスタバに寄り、表題にもなっている第2話「希望荘」を読み終えた。宮部さん、相変わらずうまいなぁ。第3話の「砂男」には覚えがあって、調べてみたら「オール読物」に掲載され図書館で借りて読んだ「彼方の楽園」を改題したものだった。でもせっかくだから、もう一度読んじゃおうかな。

富澤商店でケーキをラッピングする材料等を買い、さらにヨーカドーで板チョコと卵などを買ったら、3日間限定のクジに当たって会計が半額になった。ラッキー♪

帰宅後、まず柚子のケーキをカットし、絵の教室の分を取り分けた後、残りをスティック状にしてワックスペーパーでラッピングしてみる。うん、いい感じ♪

それだけでは足りないので、予定通り板チョコと卵だけでできちゃうガトーショコラもどきのケーキをシリコンのスクエア型で2つ分。ところが、薄く焼いたせいか、2つのうち1つは型からはずす時に崩れてしまったので、急遽ホットケーキミックスで生地を作り、崩れたチョコ生地を混ぜ込んで焼き直し。卵が残ったので、やや小さめのステンレスのスクエア型でも焼き、これで十分に足りるはず。今夜は冷蔵庫で冷やしておいて、カット&ラッピングは明日。