ゆっくりめに起きて、絵織りの長すぎた縦糸をどうしようかなぁ、とあれこれ思案。ちょうど図案ひとつ分ぐらいあるので、縦糸の本数がちょうどいい図案の中から、他の図案と並べてタペストリーにしたいものは除外し、枠線が独特で他の図案とちょっと雰囲気が違うクジャクを織ることに決めた。本から織り図をコピーし、縦糸の本数をどう調整するかを書き込み、準備完了。
手持ちの毛糸の中から茶色を選び、試し織りを始める。縦糸が白と黄色の2色で、コントラストが強いせいか、茶色がより濃く見えてほとんど黒に近いような…。でも、もともと多色のクジャクを単色で表現しようとしているわけだから、かえっていいかも。
このまま織り進めても大丈夫そう、と確認できたところで、ちょうど時間切れ。寒くないように身支度をして、モスバーガーで軽く腹ごしらえをしてから、千代田線と東西線を乗り継いで東陽町へ。江東区の文化センターで始まる林田さんのクラシック講座の第1回。
うっかり天気予報を確認しないで家を出てしまい、東陽町に着いたらパラパラと雨が降ってきて、雨具の用意がないのでダウンのフードをかぶって早歩き。グーグルマップで確認してあった出口とは違うところに出てしまったようで、ちょっと遠回りだったみたいだけど、無事に到着。
研究室にて、19時からスタート。受講生は35人強で、私の他にもリスナーさんが何人か。「旅」をテーマにした選曲で、四谷いーぐるでの「横断的クラシック講座」のスピンオフのようなスタイル。話に熱が入って予定の時間をオーバーしたのはある意味予想どおりで、終了後には隣りの部屋に場所を移して茶話会。
半年おきぐらいに内容が変わる講座を長年あれこれ受講しているという年配の方も少なくなく、それぞれが住む地域によって音楽を楽しむ環境や割引等の待遇に差があるという話も面白かった。オリンピックを前にスポーツばかり優先されていて音楽その他の芸術が疎かにされているという意見もあったなぁ。皆さん積極的に発言していらして、これからも毎回、講座の後に茶話会があるようなので楽しみ。
終了後もまだ小雨が降っていて、東陽町の駅まではダウンのフードでしのいのだのけれど、自宅の最寄り駅まで来たら本降りに変わっていたので、やむなく駅の売店でビニール傘を購入。なのに自宅に着く頃には小雨に戻っていて、なんだか損したような気分… (^^ゞ