まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992017-11-19

どうして「観る」イベントの前の日となると、なかなか寝付けないのかしらん。しっかり寝なくちゃ、と思いすぎなのかしらねぇ。でもまぁ、時間の余裕があったので、寝付けなかった上に何度か途中で目を覚ましてしまい、細切れではあったものの、延べ時間で考えればそれなりに寝た … かな。

ベックスで軽く腹ごしらえをしてから、東銀座を通り越し、まずは銀座へ。松屋の裏にある「アートもりもと」へは、松屋に直結する駅の出口からすぐのはずだったんだけど、松屋に入っちゃってからどの出入り口から出ればいいかが分からなくて、結局ぐるりと外をひと回り。

「つまり猫は、最高傑作である」と題したユニークな作品展で、絵画だけでなく立体作品もすべて猫が題材。ギャラリーは2階で、階段下の展示スペースに飾られていた絵をひと目みてもしや? と思ったらやっぱり! 絵の教室の先生の作品だった。その他にギャラリーの中にも先生の絵が2枚あって、そのうちの1枚は、アートもりもとのツイッターのトップ画像にもなっている。多くの作家が出展している中で、さすが先生、すごいわぁ。この作品展と連動して、千駄ヶ谷の別の画廊で「吾輩の猫展」も開催中。夏目漱石の生誕150周年にちなんだ企画。千駄ヶ谷のほうも早く行かなくちゃ。

東銀座に徒歩で移動し、時間の余裕があったのでホビーラホビーレに寄り道。そのあと、いわて銀河プラザで、牡蠣とイクラとウニの美味しそうなお弁当を張り込み、歌舞伎座地下の木挽町広場をぐるりと見て歩くと、開場を知らせる着到の音。

吉例顔見世大歌舞伎の夜の部は「仮名手本忠臣蔵」五・六段目で幕を開ける。仁左衛門の勘平の動きや表情のひとつひとつにグッとくる。もう何十回というぐらい見ているのに、勘平が哀れで切なくなってくる。秀太郎のお才も良かったなぁ。一文字屋に帰ってから女将として仕切る様子が目に浮かぶようだった。孝太郎のお軽、吉弥の母おかや、彦三郎の千崎に彌十郎の不破、染五郎の定九郎、松右衛門の源六とそれぞれに良く、これだから歌舞伎って何年通っても飽きないのよねぇ、とあらためて実感。

張り込んだ甲斐あって、豪華なお弁当、とても美味しかった♪

舞台は一面の雪景色に変わり、「恋飛脚大和往来」より「新口村」。藤十郎の忠兵衛に扇雀の梅川という父子の共演で、忠兵衛の父孫兵衛を歌六。御年85歳の藤十郎が56歳の息子と恋仲に見え、さらには67歳の歌六の息子にちゃんと見えるんだからすごい。

最後は忠臣蔵に戻り、仮名手本のほうではなく「元禄忠臣蔵」より「大石最後の一日」。幸四郎の大石に染五郎の磯貝、金太郎の内記と、来年1月にそろって襲名する三代がそろう。児太郎のおみのが芯の強い女性をしっかりと演じていて、いじらしくて、とても印象的だった。金太郎くんの凛々しいこと。

昼の部は数日先までちょっとおあずけ。

北千住のスタバに寄り、最近お気に入りのナッティアーモンドラテでひと息ついてから帰宅。火曜日が手織教室なのに織り機をバッグから出してもいない状態だったので、少しでも、と絵織りを進める。織りながら、まる子とサザエさんを録画で見て、さらには録りだめ状態のドラマの中から「相棒」を続けて3話分。果たして週明けの明日、朝イチで書類が届くのかどうか分からないけど、ひとまず寝ないとね。書類が来てほしいのか、ほしくないのか、分からなくなってきた (^^ゞ