まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992017-09-14

午前中に郷土博物館へ。浮世絵展の後半。自転車で到着すると大型バスが停まっていて、まもなく小学生のグループの閲覧が始まります、と受付の方。浮世絵展はごく小さなスペースでの企画展なので、小学生たちが常設展を観ている間にすべての作品をじっくり観ることができた。今回の企画展のポスターにもなっていた朝顔の鉢を持つ女性の絵(月岡芳年作)が際立っていて、着物に猫がいっぱい描かれているのがユニーク。

作品の説明文のひとつに夏目漱石が出てきて、その「漱石」の部分に「そういし」とルビが振られていて、そんな読み方をすることもあるのかしらん、と不思議に思い、帰りに受付で図録を買う際に尋ねてみたところ、たまたま学芸員の方がいらして「それは単なる間違いですね。すみません」と。前半にも脱字があったし… (^^ゞ それにしても、「そういし」のほうが「そうせき」より不自然なのに、どうしてそんなミスが起きるのか不思議。

帰りに図書館に寄り、予約していた図書を受け取る。数か月がかりの工事が終わり、リニューアルオープンしたばかり。館内は広々として明るくなり、閲覧スペースも増えていた。工事中はまったくなかった書架を見て回り、ふと目についたのが野田秀樹劇作集のうち「贋作・桜の森の満開の下」。それも手に取り、窓口へ。予約していたのは歌川国芳の作品集や図録計4冊で、計5冊の図書がずっしり重いので、一度自宅に戻り、国芳の軽めの1冊と劇作集をバッグに入れ、アリオに向かう。

上島珈琲店に落ち着き、まずは国芳の画集を楽しむ。細かい描写をじっくり観ることができるよう、拡大鏡を持参していた。浮世絵展の前半で気に入った「五節句内睦月」も掲載されていて、見応えたっぷり。借りてきた4冊を見比べて、どれか1冊を選んで手元に置きたい。続いて劇作集を読み始め、歌舞伎座での舞台を思い浮かべながら読み進み、キリのいいところまで。

ダイソーに寄り、バルサの長い角材3本セットを買い、帰宅後にそのうち1本を織り機の幅に合わせてカッターで切り、木工ボンドで貼り付ける。「遺留捜査」の最終回や、録画しておいた「クリミナル・マインド」新シーズンの第1話・第2話などを見ながら手織を進めたところ、角材を貼り付けたのが大正解で、筬の置き場ができることで作業がとってもやりやすい。もっと早くこうするんだった!

日付が変わったところで手織を中断。終わりそうで終わらないわー。