まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992017-08-14

仕事が一段落した安心感と、夏真っ盛りとは思えないような涼しさとで、窓を締め切ったまま爆睡。正午近くまで寝てしまった。

明日がもう図書館への返却期限で、自宅では読書に集中できそうにないので、迷わずアリオへ。夏休み中の混雑に加えてランチタイムだったので、カフェソラーレもカウンターは空きがなく、近くの小さなテーブル席へ。タコとオクラの明太子パスタを頼んでみた。明太子の風味はあんまり感じなかったなぁ。

岩波文庫不思議な少年」を開いたものの、またも眠気に襲われてしまい、しばらくはほとんど進まなかったんだけど、30分ほどで睡魔から解放され、その後は物語の世界に入り込むことができた。山下和美さんの同名のコミックスは、マーク・トウェインのこの小説がヒントになったとご自身が語っている。とはいえヒントにしたのは主人公の存在だけで、コミックスのほうは短編集で、少年が時空を超え、様々な時代の様々な世界に現れるのに対し、小説のほうは小さな村でのできごとに限定されている。それでもビジュアルの力は強く、読みながら、少年は常にコミックスのイメージに置き換えられ、それが小説の世界観にもよく合って、より楽しめたような気がする。

上島珈琲店に場所を移して第2ラウンド。めでたく読了。魔女狩りも描かれていて、本当に魔女だなんて思っていないのに周囲を気にして自分も石を投げてしまった男の子に、人間が少数の声高の主張に簡単に迎合してしまう様子を戦争も同じだと語る場面が印象的だった。マーク・トウェインの晩年のペシミズムが反映された作品という解説に納得。

帰宅後、録画しておいたロジャーズ・カップの決勝を見る。でも直前にうっかりネットで結果を見てしまったので、あんまり気が入らなかった。好調を維持していたフェデラーが精彩を欠き、まだ20歳のアレクサンダー・ズベレフが2度めのマスターズ1000制覇。グランドスラム優勝も近いのかなぁ。

そのあとさらに、中居くんが司会のスポーツなんちゃらを録画で見る。卓球のラケットって週に何度も表面のラバーを貼り替えないといけなくて、スポンサーがついていないとラバーの調達も自己負担で、貼り替えはすべて選手が自分でやるというのが驚きだった。後半の野球編では、プロ野球では試合に勝つ毎に報奨金を山分けすることになっていて、その金額が巨人と他のチームでは違うというのにビックリ。

明日は図書の返却に行かないといけないのに、またしても雨の予報。困ったわ〜。