先月初めに度数を落としたコンタクトレンズのお試し期間は1か月。残りが少なくなってきたので眼科へ。度数を落としても日常生活にまったく問題がなさそうなので、試用していたのと同じレンズを3か月分注文。視力検査は省略し、レンズを装用した状態での診察のみ。
アリオに足を伸ばし、Movix へ。映画2本分でも余るぐらいにポイントがたまっていたので、1本分をチケットに交換し、「風の谷のナウシカ」のアニメ映画を観ることにした。オリジナルをまったく知らない状態で歌舞伎版を後編だけ観て(前後編と知らずに後編のチケットだけを取り、気付いたときには完売していた)あとから「ディレイビューイング」と題した歌舞伎版の映像を前・後編とも観て、依然としてオリジナルは知らないままなので、いい機会かなと。
アニメ映画は歌舞伎版のストーリーの途中まで。歌舞伎版は全7巻のコミックスをもとにしているのは知っていたけれど、アニメ映画はその連載中に制作されたものなのね。あとで調べて分かった。ということは、全体を把握するためにはやっぱりコミックスを全巻読まないといけないのか。
ただ、巨神兵も舞台上では人が演じていたし、オームや腐海などのサイズもやはり舞台には限界があるから、アニメを観ることで本来のスケール感をつかめたのは良かった。平日の昼間ということもあり、観客数は十数名。
アリオが営業を再開してから一度もフードコートを利用していなかったので、久しぶりに行ってみた。選んだのはリンガーハットの冷やしちゃんぽん。美味しかったけど、隣りのテーブルに後から座った小さい女の子がずっとギャン泣きしていて、ママは放置でお食事中。まったく泣き止まず、近くに空いているテーブルもなくて移動もできず、しんどかったー。
帰宅後、メトロポリタン・オペラの配信で、ショスタコーヴィチの「鼻」を観る。ライブビューイングで観た後、テレビで放送されたのを録画もしてあるのだけれど、まぁ、せっかく配信されているから。ある男が床屋で鼻をそがれたことに翌朝ようやく気付き、行方不明の鼻を探しに出かけるという荒唐無稽なストーリー。鼻は人間と同じぐらいに大きくなって、勝手に歩き回ったりする。バックに流れる映像もインパクト大。原作はニコライ・ゴーゴリの短編小説。よくこんな話を思いつくよねぇ。