まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992017-04-25

朝イチでとあるクライアントから、今週金曜日に届く書類の英訳をいつまでにできるかという問い合わせ。大体のページ数のみで正確な分量は分からないものの、それほど多くなさそうなので、土日に作業をして週明けには納品できると思うと返信したところ、「ご連絡ありがとうございました。よろしくお願いします」という返信。他の人にも打診をしているという前置きがあったので、この返信は果たして正式な依頼なのかどうかがあいまい。よっぽど次のメールで確認しようかと思ったけど、「予定しておきます」とだけ返信。一応、依頼と受け取ったという意図を匂わせたつもりだったんだけど、それに対する返信はなかった。

そのあと、すでに英訳が終わった案件の担当者から、私の指摘を踏まえて和文を修正したので確認してほしいとファイルが送られてきた。指摘どおりに修正されていることを確認し、その旨を返信。大抵はこちらの指摘に対して「確認します」と返信がくるだけでそれっきり。ここまできちんとフィードバックしてくれるクライアントは珍しい (^^)

13時すぎに家を出て、昨日に続いて北千住駅構内のスタバで軽く腹ごしらえをしてからしばらくパルフェストールを編み、時間を見計らって歌舞伎座へ。四月大歌舞伎の夜の部。

幕開きは「吃又」。え? また? つい最近観たような気がして、あとで手帳でチェックしたら1月の浅草だった。なら仕方ないか。吉右衛門の又平、師匠夫婦は歌六東蔵錦之助の修理之助、又五郎雅楽之助と「吉右衛門劇団」が揃う中、菊之助のおとくもよく溶け込んで、がっちりとしたチームワーク。幸四郎がどんどん感情過多になっていくのに対し、吉右衛門は逆にどんどん自由自在になっていきつつあるように感じる。

とても久しぶりの「桂川連理柵」より「帯屋」。娘のように年の離れたお半(壱太郎)と関係を持ってしまう長右衛門を藤十郎。その妻を扇雀。養子の長右衛門を店から追い出し、次男の儀兵衛(染五郎)に継がせようと画策する継母を吉弥、店の主人を寿治郎。染五郎は「梅忠」の忠右衛門など他にも上方の芝居に挑戦しているものの、上方の独特なやわらかさみたいな雰囲気を出すのはやはり相当難しいようで、関西弁もとってつけたように聞こえてしまう。観ている側の先入観もあるのかもしれないけども。藤十郎の台詞が声が小さかったせいか、終演後、隣りのオバサマたちは「何を言ってるのか全然分からなかった」と言っていた。それなりに聞こえてはいたけどなぁ。

今月のシメは猿之助の「奴道成寺」。キレッキレ。万野に相模に狂言師。まったく違う役をまぁ見事。隣りのオバサマたちが今度は「ドヤ顔だったわね」と言ってた。う〜ん、それはちょっとそうかも (^^)

10時前に帰宅。夕べは遅くなっちゃったから、今日は早めにお風呂を済ませ、午前1時頃に就寝。幸い歌舞伎を観ている間は耳鳴りに悩まされることはなかったものの、まだやっぱり気になるのよねぇ。少しでも改善されるように、早寝早起きを続けてみるつもり(午前1時就寝でも私にとっては十分、早寝 … (^^ゞ)