■

起きてひと息ついてから、チョコレートファッジケーキを焼き始める。明日は絵の教室で、先生が私を描いてくださった絵がニスも乾いて持って帰れる状態になっているはずで、正式に先生から手渡して頂く予定なので、お礼の一部として、先生がことのほか気に入ってくださったこのケーキをプレゼントしようと決めていた。

ビターチョコレートもバターも卵も湯煎にかけるレシピなので、事前に室温に戻しておく必要がなく、すぐにスタートできるのがありがたい。丸型用の分量そのままで紙のパウンドケーキ型に流しこんだら、少し余ったのでシリコンの小さなカップに２つ。こっちはＷさんへのプレゼントにしよう。

粉をまったく使わず、お砂糖を加えてよく泡立てた卵の力だけでモリモリとふくらんで、ケーキ型からあふれそうなくらいだったんだけど、オーブンから出して冷ます間にぺこんと凹んでしまった。がっくり。でも味のほうは大丈夫…なはず。

ちょうど家を出る時間。駅まで早足で歩いたら、予定より１本早い電車に乗れて、そしたら御茶ノ水で乗り換えた中央線がたまたま特快だったので、だいぶ早く国立に着いてしまい、改札前のカフェで時間調整。駅を出たところにコメダ珈琲もできたんだけど、いつか行ってみようと思いながら、ちょっとの距離が面倒でまだ行ったことがない。

アルパの先生に厦門の話をちょこっとしたら、先生もよく南米にいらっしゃるので、海外旅行あるあるで盛り上がり、楽しかった。肝心のレッスンのほうはというと、新しい曲は、音取りはどうにかできているものの、曲としての流れがまだまだ。以前から練習している曲のほうは、本来は思い入れたっぷりにメリハリをつけて弾くべき曲なのに、ひととおり弾くのが精一杯で、曲に表情をつけるだけの余裕がないのよねぇ。ああ、もっと練習せねば。

ノイ・フランクはしばらくご無沙汰だったんだけど、大きなお鍋に作ったたっぷり野菜のスープにスモークの手羽元を入れたらきっと美味しいはず、と久しぶりに寄って買い込む。そのあと御茶ノ水で、画材店の Tools で絵具を買うつもりが、８時までだと思っていたのに７時閉店に変わっていて間に合わず、やむなくレモン画翠に行ったら、絵具は取扱いを中止する予定で、あるだけでもう入荷はしないとのこと。シルバーホワイトは特大のしかなく、でもまぁ、とにかくあってよかった、とアイボリーブラックの小さいのとペーパーパレットと合わせて購入。Tools より割高だけど、仕方がない。

そのあとはいつもどおり、エチオピアの野菜豆カリーで夕食。毎回食べても飽きないんだよねぇ。

帰宅後は仕事モードにスイッチオン。和訳の続きを進め、最後まで終わらせた。ふぅ〜。