まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992015-06-28

午後からアリオへ。日曜日だから混雑を覚悟していたのだけれど、幸い上島珈琲店はピークのはざまで席に余裕があり、ゆっくり読書タイム。といってもコミックスで、山下和美さんの「ランド」第1巻と、岡野玲子さんの「陰陽師」続編の「玉手匣」第1巻。後者の方は、最近第4巻が出て、既刊の3冊も持ってはいるものの、ちゃんと読んだかどうか分からなくなっちゃったものだから ^^;

どちらもちょっと不思議な世界という点で共通している。それぞれに個性が際立つ作品だからまったく違うんだけれども、どっちも好きだなぁ。玉手匣のほうは、途中でやっぱり読んでたって気づいたけど、それでもページをめくる手が止まらない。だって素晴らしく美しい上に、思わずクスッと笑ってしまう楽しい台詞が満載なんだもの。

そのあとJINSに寄り、パソコンの画面から出るブルーライトをカットするというメガネを購入。コンタクトレンズを入れた状態でかけるから、度のないタイプ。もう何年もさんざんブルーライトを浴びているはずなのに今更という気もしないでもないし、かけてみても特に効果を実感できるわけでもないのだけれど、パソコンに向かっている時間がかなり長いから、少しでも目のためになるならいいかな、と。

夜には「まる子」と「サザエさん」のあと、たまった録画を消化しながら手織を進める。細い細いエジプト綿だから、織っても織っても終わらない気がしてくる。ちょっと気を抜くと横幅が狭くなっちゃうしぃ。

録画消化の最後に見たのは、伊東四朗さん生誕77周年記念の三谷幸喜作品「吉良ですが、なにか?」 伊東さんが吉良上野介で、浅野内匠頭に斬りつけられた直後から幕が開き、伊東さんは白髪で髷のある鬘でまさに上野介の拵えなんだけど、舞台はなぜか現代の病院で、心配して駆けつけた家族のそれぞれの物語と、浅野vs吉良の騒動のその後の進展とが時空を超えてまぜこなのに、実に自然に進んでいく。さすが三谷さん。伊東さんもすごくいい。ただラストがありがちな夢オチだったのが残念。辻褄を合わせようとすればそうせざるを得ないのだろうけれど、無理に合わせなくても良かったんじゃないかなぁ。

そして手織はまだまだ終わらない〜。