WOWOWのドラマと連動している映画「予告犯」を見ようと、歯科健診のあと、ちょうどいい時間に始まる回をネットで予約しておいた。スムーズに健診が終わり、久しぶりに Movix へ。
今年、映画は MET のライブビューイングを除くと、「ビリー・エリオット」「ムーミン 南の海で楽しいバカンス」「百日紅」の3本しか観ていなくて、それぞれ日比谷、有楽町、日本橋の映画館だったから、Movix は今年初めて。じゃあいつが最後だっけ? と調べてみたら、どうやら去年の夏の「マレフィセント」以来らしい。その間に会員システムが変わり、新たに入会手続が必要だった。東劇と同じシステムになったのに、Movix の会員カードは東劇だけ例外で使えない。東劇も適用されたら、METですぐにポイントが貯まるのにぃ。
「予告犯」は予想外の展開になるらしい、とネットで事前に読んでいた。そしてまさにそのとおりで、こう来るかぁ、としてやられた爽快感。生田斗真、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々の4人がそれぞれに好演で、フィリピン人の少年を演じた福山康平くんがまた素晴らしい。貧困の中から自力で這い上がった女性刑事を戸田恵梨香が演じていて、社会のせいにするのは甘えだという彼女の主張は正論なのだけれど、自力で這い上がろうと本人がどんなに努力をしても環境が邪魔をすることもある。努力は必ず報われる、というのは報われた人だけが言えることで、努力をする場を与えられ、努力を認めてくれる人がいて初めて報われるのであって、それ以前にまず生きていくこと自体が難しい状況にある人に自己責任を問うのは酷だ。見ながらそんなことを考えていた。
さあ、これで安心してドラマの続きを楽しめる♪
急いで帰宅。ゲレンさんの Salone が始まる時間だったので、まずパソコンを起動し、再び玄関の外へ出て西の空を撮影。なかなかドラマチックな空だったから。
Salone を聴きながら手織の続きをするつもりが、なんとな〜く気乗りしなくてだらだらしてしまった。そんな日もあるさっ!