まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992015-06-11

なにやらそわそわと落ち着かないまま、あちこち片付けてみたり、ネット上をウロウロしたり。アルパの発表会が間近に迫っているので、窓を閉め切って練習したり、当日に何を着ようかとあれこれ試してみたり。

出かける前に、と OTTAVA の斎藤さんにメール。毎年恒例のバースデーリクエストをお願いする時期なのだけれど、今回は発表会のほうを優先して、本番前にイメージすることで少しでも心が落ち着く曲を、とお願いしてみる。仕事が煮詰まった時などに効果てきめんの清涼剤ともいうべき「バイレロ」に続く第2弾のリクエスト。

リクエストメールを送っておきながら、東京ドームシティのムーミンカフェへ。ちょうど Salone が始まる午後7時から、「フィンランドナイト」がスタート。予約客だけの貸し切りで、おひとりさまは、私とあともうひとりだけだったかなぁ。そのせいか、隅っこのテーブルだったので、全体を見渡すことができて、隅っこ好きの私には理想的なポジション。

ここではいつも各テーブルに大きなヌイグルミが置かれていて、私のテーブルに最初にいたのはスニフ。しばらくするとスタッフが別のキャラクターを連れてきて、順繰りに入れ替えていく。スニフの次がムーミン、そのあとはミイ。ムーミンは夏仕様で、ボーダーの海パン (^^)

せっかくの機会だから、とドリンクもフィンランドっぽいものを注文。2種類ともとても美味しかったんだけど、残念ながら名前を忘れてしまった。メモしておくんだったなぁ。

お料理は、前菜のプレートで始まり、サラダの上に、リンゴとビーツでミイとミムラと形どってあり、スモークサーモンにサーモンムース、甘いお菓子みたいなムース、ニシンのマリネ、ナスの…煮物? などなど。スープは、トナカイの肉が入ったボルシチとサーモンミルクスープの2種類から選べて、後者はフィンランドの料理教室でも作ったし、帰国後にもはまって何度も作っていたから、ボルシチのほうにしてみた。これがロシア風の赤くて酸味が強いボルシととは違い、むしろミネストローネに近い味わいで、これがまた黒パンによく合う。メインもトナカイのローストとミートボールの2種類から選べて、迷わずローストをチョイス。柔らかくて、ベリーソースがまた美味しい。付け合せには、フィンランドでたくさん食べたカレリアパイの形の船に、マッシュポテトのニョロニョロが乗っていて、目はピンクペッパー。もうこの時点で相当にお腹いっぱいだったんだけど、「別腹でどうぞ」と出されたデザートがまた美味しくて、かなり苦しかったのにしっかり完食。お店のスタッフさんとの会話も楽しくて、とっても素敵なひとときだった。ああ、フィンランド、また行きたい!

9時前に店を出て、スマートフォンで Salone を聴きながら帰宅。番組終盤に、誕生日や記念日のお祝いコーナーが始まり、最後の最後に私のメールが読まれ、斎藤さんが選んでくれたのは、フィンランドの作曲家シベリウス組曲「カレリア」から行進曲。嬉しいなぁ。のびやかな「バイレロ」とアップテンポな行進曲の2つを使い分け、気分を鎮めてからヤル気を奮い立たせて、発表会がうまくいきますように…!!!