まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992014-11-29

アルパのお浚い会なのに、あいにく天気予報は雨模様。アルパのカバーも濡らしたくないのでレインケープ2枚をバッグに入れて、降ってもいいようにダウンを着込んで出かける。アルパ持参でバスに乗るのは初めてだったから不安だったけど、なんとかクリア。ストリートビューのおかげで迷うことなくお寺に到着。その後ほどなく雨が降り出したので、ラッキーだった。

本堂で、ご本尊の真ん前で演奏するという貴重な体験。急いでチューニング。が、真っ赤な絨毯が敷かれていて、アルパの弦が見えにくく、とっても弾きにくい。試しに老眼鏡をかけてみると、真ん中辺りは若干クッキリ見えるような気がするけど、顔に近い位置の弦が眼鏡越しの視界に入らず、アウト。これは参った、と焦っているうちにプログラムが配られ、最後の曲から順にリハーサルをする、と先生。え? 12曲中10曲目が私のソロ。てっきり合奏が先だと思っていたのに(そのほうが指慣らしができるのにぃ)。

あたふたしているうちに自分の順番が来て、指定の椅子に座ると、ステージの場所にはさらに柄の絨毯が敷かれていて、ますます弦が見えない。ひぇ〜っ。結果はボロボロ。決して絨毯のせいじゃなく、私が本番に弱いだけ。分かってる。ああ、今回もやっぱりリベンジはかないそうにない…。ガックリ。

合奏のほうは、5人の右端だったので、弦の向こうは大きな柱で弦がクッキリ。ソロと違って気が楽だし、5人で一緒に弾くのは初めてだったのに、順調にクリア。問題はソロなのよ、ソロ。

用意して頂いたサンドイッチで昼食を済ませ、写真撮影のあと、お浚い会がスタート。私達の合奏が最初の曲だったので、ステージに上がった「板付き」の状態でお客さまをお出迎え。本降りの雨の中、たくさんのお客さまが来て下さったのだけれど、ステージとお客さまとの距離が近い!

合奏は無事に終了。でもソロは、リハーサルに比べたらちょっとだけマシだったけど、やはりリベンジはかなわず、手ひどく返り討ちにあってしまった。ううう。もう伴奏なしでは弾かないって決めていたのに、「こじんまりとしたお浚い会だからリベンジには絶好の機会」と先生に言われ、レッスンでは毎回いい感じで弾けていたから、最初の撃沈から数年を経て、その間に少しなりとも上達しているはずだし、できるかも、とその気になってしまったのだけれど…。本番に弱いという致命的な弱点はやはり克服できていなかった。ああもう、やっぱり金輪際、伴奏なしでは弾かないっ!!

短い休憩をはさんで、先生のミニコンサート。お浚い会でもギターとベースで伴奏をして下さったカチョ・カルドーソさんとリッキー・ロドリゲスさんとのトリオで、フォルクローレを中心に、とっても楽しかった。

終了後、全員ではなかったけれど、別室で食事会。頂いたお寿司がとっても美味しかった。特に分厚いマグロが絶品。お浚い会の間、まったく写真を撮らなかったので、今日の写真はそのお寿司。

帰る頃には雨が上がっていたので助かった。同じルートで帰宅。フィギュアのグランプリシリーズ日本大会(NHK杯)の男子フリーの放送に間に合ったのに、アルパの運搬と演奏の緊張で疲れが出たのか、途中で居眠りしてしまい、目が覚めたら村上くんが優勝していた。がっつり見るつもりだったのにぃ。

はぁ…。本番に弱いのは、どうにもならないのかしらねぇ…。