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やっと手織りが終わったから、「死神の浮力」もそろそろ読了せねば、と上島珈琲店へ。なぜか自宅より集中できるのは、訳文の見直しと同じ。

結末は舞台と同じで、どうなるか分かっていたのに、それでもやっぱり面白くて、半年前に読み終えている前作の「死神の精度」をまた読みたくなっちゃった。舞台ではイマイチよく分からなかった「浮力」の意味も、しっかり納得。伊坂幸太郎はこの２冊以外読んでいないのだけれど、映像化されている作品が多いから、なかなか手が出ないのよねぇ。

帰りに久しぶりに木楽へ。ランチの営業がなくなって以来、ちょっと足が遠のいていた。カレー南蛮と迷って鴨せいろ。やっぱり美味しい。ゴボウの素揚げも欲張りたかったけど、メニューから消えちゃったみたい。好きだったのになぁ。

さあて、ATPファイナル準決勝！　圭くん対ジョコビッチ。第１セットはジョコビッチが王者の貫禄で圧勝。でも圭くんは粘って粘って、そのひたむきな姿に圭くんへの声援がどんどん大きくなるにつれて、ジョコビッチに隙が出始め、第２セットを圭くんが取り返した！　この勢いでファイナルセットも、と必死に祈ったけれど、ブレイクのチャンスを失ったあたりから圭くんに異変が。ジョコビッチも第１セットのような完璧なプレイではなかったのに、圭くんは自分のリズムを取り戻すことができず、準決勝進出ならず。残念〜！　ほんの一瞬で流れが変わっちゃうことがあるんだよねぇ。テニスってすごいなぁ。

今夜はさらにそのあとフィギュアスケートのグランプリシリーズがあり、第３戦のロシア大会。昨日のショートプログラムは見逃してしまった。ショートで２位だった本郷理華がフリーの「カルメン」を見事に滑りきり、初優勝。ジュニアでも優勝経験がなく、初めての表彰台がグランプリシリーズの優勝だなんて、世代交代のまっただ中のシンデレラガール。男子のフリーまで見続ける気力がなくて、録画に任せておやすみなさい☆