昨日の夜の部に続いて、今日は千秋楽の昼の部。駅構内のベックスで腹ごしらえを済ませてから歌舞伎座へ。
時蔵のお国、菊之助の山三で「春霞歌舞伎草紙」。大勢の「若衆」 の中に、左團次さんのお弟子の蔦之助。左字郎から改名してまだまもないから、つい「あ、サジー」 って思っちゃう。
「実盛物語」の菊五郎がすごくいい。御台所のお産をのぞこうとする太郎吉をたしなめる場面で「ツネツネするぞよ」って、アドリブかしらん? 瀬尾は左團次さん♪
「大石最後の一日」 の大石を幸四郎。やっぱり太郎冠者よりこっちよねぇ。錦之助も三次より磯貝の人。孝太郎のおみのも弥十郎の堀内もよく、何度も観ているのにほろっとさせられた。
最後は仁左衛門復帰を祝う「お祭り」で、幕開きに鳶の頭にからむ 「若い者」 を孫の千之助。ちっとも変わらないスッキリとした男ぶり。三津五郎、仁左衛門と続いて、あとは福助の復帰が待たれる。
コンブリオに間に合うように帰宅して、録音しながら聴く。斎藤さんのコンブリオは残すところ、明日の木曜日と月曜日の2回だけ。はぁ〜。