8時半にアラームをセットしたのに8時に起床。気が急いているみたい ^^;
10時すぎに家を出て、国立へ。12時からAZダイニングというお店で、アルパ教室の新年会。しっかり数えなかったけど、15〜16人ぐらい。発表会と同様に、出席者の顔ぶれがほぼ固定メンバーになりつつあるのは仕方ないんだろうなぁ。「観る」イベントが控えているから、睡魔を呼びこむ満腹を避けねば、と抑えるつもりだったんだけど、次々に出てくるのを分けながらというスタイルは、ちょっとずつ食べているうちに気がつくとお腹がいっぱいなのよねぇ。
楽しい時間はあっという間で、2時すぎのお開きのあと、急いで駅へ。中央線と丸の内線と日比谷線を乗り継いで東銀座へ。余裕で到着。「寿初春大歌舞伎」の夜の部。
忠臣蔵九段目の「山科閑居」は、藤十郎・扇雀父子、幸四郎・吉右衛門兄弟と梅玉・魁春兄弟というベテラン揃いで円熟の味わい。静かな演目なので眠気が心配だったけど、緊迫したやりとりに引き込まれ、睡魔も寄付いてこなかった。
続く「乗合船恵方萬歳」は、ようやくお正月らしい舞踊の競演。花道のすぐ横の席だったから、梅玉さんは眉を白粉で潰して上の方に描いてるのね、なんてとこまで見えちゃう。他にも翫雀、又五郎、橋之助、弥十郎、孝太郎と先輩が居並ぶ中で、最年少の児太郎がお行儀よく芸者を踊る。華やか。
そして最後は「東慶寺はなだより」。井上ひさし原作の新作だと知らされなければ、古くからある世話物だと信じて疑わないぐらい、歌舞伎らしい仕上がりになっていた。新作はこうあってほしいなぁ。むやみに新しさを狙ったり奇をてらったりする必要はないのよねぇ。遊び心もたっぷりで、なにより演じている人たちが楽しそう。今月は各地で芝居があってどこも手薄なのが幸いして、普段は縁の下の力持ちの役者さんにスポットが当たるのも嬉しいところ。秀太郎さん、かわいらしかったー。気持ちよく笑えて、とても楽しい一幕だった。再演希望!
まだ明日も「観る」があるから早く寝なくちゃなんだけど、録画してある全豪オープン男子シングルスの決勝戦をどうしても観たい! 帰宅後すぐにお風呂の準備をして、わくまでの間に試合がすぐ始まるところまで早送りして、ちゃっちゃとお風呂を済ませ、湯冷めしないように気をつけながら、じっくり観戦。
接戦になってもナダル優勢という予想に反し、ナダルはウォーミングアップの時点ですでに腰を痛めてしまい、十分なプレイができる状態ではないのにあきらめず、ひたむきにボールを追う。客席も静まり返り、異様な雰囲気の中、痛み止めがやや効いてきたのかナダルが調子を上げてセットを取り返し、客席は再び熱狂。それでもナダルにバブリンカを倒すだけの力は残っていなくて、バブリンカ初優勝。ああ、なんという幕切れ。
続く表彰式やインタビューはおあずけにして、ベッドへ。午前2時ちょっと前。寝る!