歌舞伎座の昼の部を観るために東銀座へ向かおうと、自宅の最寄り駅に着いてふとスマフォの着信に気付いた。夕べ訳文を送った先から、1ページ抜けていると。… えっ?!
メールの履歴をたどると、3回に分けて送られてきたファイルのひとつを見落としていたらしい。スマフォで開いてみると、幸い1ページに数行のみの短いもので、スマフォでそのまま編集できるらしい。初挑戦。すでに電車に乗ったあとなので、揺れる車内で片手で操作しながら、どうにか編集完了。保存したファイルは…マイファイルにあるのね。で、どうすれば送れる? 通常のメールソフトでは添付できない。えっとえっと…じゃあファイルを共有できる別のソフトに移動して…ああでもない、こうでもない、とすったもんだの末に、ようやく送信完了。あ、もう東銀座だ! ギリギリセーフ。
歌舞伎座では、今月と来月の2か月にわたって「仮名手本忠臣蔵」で、今月がベテラン勢で、来月は若手が同じ舞台を演じる。観る側からすれば、最初に若手でベテラン勢じゃないと、若手の舞台を観た時に、どうしたって観たばかりのベテランの舞台と比べてしまうと思うんだけどなぁ。
中心より右寄りの席だったんだけど、これがまぁ、師直を演じる左團次さんのちょうど真ん前♪ その左團次さんが、四段目では切腹間際の判官に温情を示す石堂の役。なんともまぁ、な二役。
終演後、銀座線で京橋に出て、千疋屋ギャラリーへ。先日、手織りの先生のお通夜でも法要でもご一緒した方の作品展で、糸の代わりにリボンを使い、それはそれは美しいよろけ縞の織物にうっとり。
その帰り道、いつもどおり北千住で千代田線に乗り換え、すぐに着くのに眠ってしまい、目が覚めたらなぜか新御茶ノ水。反対側に乗ったらしい。うっそー! ボケボケやーん。
そんなこんなで遠回りして帰宅したら、ベランダ側だけ足場が解体されていて、窓を覆っていたメッシュもなくなり、ようやく空が元通り見えるようになってたー♪