まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992015-07-22

今日は朝からバタバタ。

8時すぎに起き、すでに直射日光がギンギンなので、無理せず10時ちょっとすぎのバスで駅まで。上野駅からは「東西めぐりん」という循環バスに乗り、学芸大の美術館へ。以前から行きたいと思いながら、つい先延ばししている間に終了日が目前になってしまった「ヘレン・シャルフベック 魂のまなざし」展。作風がどんどん変化していく様子が彼女の人生をよく表していて、特に自画像の変わりようが強く心に残った。

地下に思いがけず画材店があり、絵の先生に薦められたカドミウムレッドの油絵具を購入できた。近所に画材店がなくて、どうしようかと思っていたからラッキー♪

上野から北千住まで戻り、スープストックトーキョーのゴーヤのカレーと冷たいアボカドのスープで遅めのランチ。そのあとスタバで時間調整をしてから、東銀座の歌舞伎座へ。

七月大歌舞伎の夜の部。初めは「熊谷陣屋」で、左團次さんの弥陀六を含め大ベテランばかりの布陣の中で、海老蔵が熊谷を演じる。新鮮。若さが邪魔になる役のひとつだと思うので、今の海老蔵の熊谷を吉右衛門のような円熟した熊谷と比べるのは酷というもの。風姿の立派さはさすが。

その後は「怪談 牡丹燈篭」。今回は玉三郎の演出で、自身もお峰を演じる。いつもより多く語る猿之助圓朝がいい。いつもは最後で、昔の悪事を言い立てるようになったお峰を伴蔵が露見を恐れて殺してしまうのだけれど、今回は幽霊がお峰に乗り移り、お峰だとは思わずに殺してしまうという流れで、そこだけは、いつものやり方のほうが伴蔵の業の深さが出るように思った。伴蔵は中車。結局この人は、この役のように、伝統的な型や様式を要求されない世話物だけでやっていくのかなぁ。

再び北千住のスタバでひと息ついて、11時近くに帰宅。そのあと仕事しようかと思ったけど … いつもよりたくさん歩いて疲れちゃったから、パス ^^;