まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992013-08-16

朝からもう暑かったから、駅までコミュニティバスで行くつもりでいたんだけど、バタバタしていて遅れてしまい、次のバスだと遅すぎるので、仕方なく駅まで歩いた。やっぱり暑い〜。

渋谷に着いて、人混みをかき分けかき分け進むうち、前を歩いているのは…上村吉弥さん。白いシャツにグレーのズボンで、お勤めの人みたい。スタッフらしい女性と話しながらゆっくり歩いていたので、ごめんなさい、追い越しちゃいました ^^;

まずはフレッシュネスバーガーへ。ブルーチーズバーガーが食べたかったのに、季節限定だったのかもうメニューから消えていた。美味しかったのになぁ。代わりに注文したクラシックバーガーも美味しかったけど、ブルーチーズバーガーに比べると普通な感じ。

そのあとコクーンへ。海老蔵の初の自主公演、ABKAI。十八番から復活した「蛇柳」でまず登場するのは愛之助の僧正で、ついつい頭に浮かぶ「半沢直樹」の黒崎役でのオネエ言葉を振り払うのが大変。

ほとんど台本が残っていない状態から復活したというこの幕、よく整理されていて分かりやすいし、松羽目が蛇なのも面白く、本興行でも十分に通用しそう。

「花咲翁物語(はなさかじいさん)」では、愛之助の翁に吉弥さんの婆で、海老蔵は隣りの悪い爺と犬を演じる。その犬がかつては桃太郎の家来で、桃太郎も鬼退治の英雄ではなく、鬼ヶ島から宝を強奪した悪者という扱いだったりと、スタンダードなお伽話とはだいぶ違う印象。また、水害で村が荒れ果て、草木も絶え果てているという設定にしたことで、ラストで桜が満開になることが村の再興につながる意味を持つ。歌舞伎座の桜吹雪は1枚1枚、実物の花びらと同じ形をしているけれど、今回は5ミリ角ぐらいの正方形で、濃いピンクにシルバーが混ざり、華やか。通路沿いの席で、海老蔵や他の役者さんたちが通路を通りながら大量の桜吹雪を巻いていったので、髪から服からバッグからものすごいことになり、終演後、隣りの女性が「わあ大変」と髪についた切片を払ってくれた。

場内の冷房がかなりきつくて、うっかり羽織物を忘れたものだから寒くて寒くて、幸いゆったりしたデザインのワンピース(というか、ロングチュニック?)だったので、暗転の間は両腕を服の中に無理やりしまい、ダルマのようになっていた ^^;

海老蔵は、これだけの舞台をこなしたあとに、競馬に出かけたりジムに行ったりしてるのねぇ。タフだわー。

終演後、地下のザ・ミュージアムで 「レオナール・フジタ展」を観た。文化村について初めてやっていることを知った程度だったのに、すごく面白くて、じっくり観た後、図録を購入。何度も見たくなる不思議な雰囲気の作品がいっぱい。

帰りに cosi cosi に寄る。しばらく前に、自転車のペダルに裾を巻き込んで破いてしまったインド綿のワイドパンツを買ったのがこの店。同じタイプのものはなかったけれど、ちょっとステキなワイドパンツを見つけ、もとの値段も思ったより安かったのに、まさかの半額になっていたので即買 ♪

お腹が空いて、夕食はココイチのカレーで済ませてしまった。夏野菜チキン。盛りだくさんの一日で、帰宅してすぐマッサージチェアへ。海老蔵のようにはいかないわー。