まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992013-08-07

朝イチで訃報が届いた。中学時代の担任の先生。私が中卒で就職したいと言った時、もったいないとか、学校の名誉がどうとか言われて余計頑なになっていた私に、経済的事情から就職を希望するなら、中卒で就職した場合と、3年だけ我慢して高卒で就職した場合と、将来どれだけ差がつくか考えてごらん、と合理的な説得で高校受験をする気にさせ、滑り止めの私立を一切受験しない私に周囲が安全圏の高校を進める中、将来の就職がより有利になるとハイレベルの女子校を勧め、万が一不合格の場合は納得のいく就職先を斡旋するから、と請け負ってくれたのが担任で、結果的にその女子校に進学したからこそ今の私があるわけで、もし初志貫徹で中卒で就職していたら、今の仕事ができているはずはない。また、「班ノート」に毎日交代で日誌を書いて提出すべきところ、うちの班は他の生徒が誰も書かないものだから、私が毎日、日誌というよりは個人的な日記や妄想のようなざれごとばかり長々と書いていたのを全部ちゃんと読んで、細かいところまでコメントを下さっていた。最初の同期会で三十年ぶりにお会いした際、当時と変わらない若々しいお姿に驚嘆したものだった。つい先年まで、少年サッカーの監督や審判を務めていらしたという。急性白血病による急逝ときいた。次の同期会では、去年の暮れに亡くなった学年主任に代わり、代表あいさつをお願いするつもりでいたのに…。

喪服を引っ張りだしてみる。… 無理。この猛暑の中、お通夜とはいえ、まだ日のあるうちに出かけないといけないから、オールシーズンタイプのこの喪服では暑すぎて無理。ならば、と急きょ、北千住へ。駅まで行こうにも午後イチの日差しが強烈なので、バスで。

ワンピースやスカートのタイプはストッキングが耐え難いのでパスして、パンツスーツのタイプを選ぼうとしたら、真夏でも大丈夫そうなのはバリエーションがほとんどなかったのだけれど、七分袖のブラウスとパンツの組み合わせで、ブラウスはオールシーズンタイプの中に着ることもできるし、パンツも喪服以外としても活用できそうなので、即決。それでもやはり普通にブラウスとパンツを買うより高価ではあったものの、マルイのポイントがかなりたまっていたので、ほぼ半額で購入できちゃった。

普段ほとんど裾上げ不要なのだけれど、ハイヒールを前提として長めにできているので裾上げをお願いし、出来上がりを待つ間、クロックスのショップへ。電車の中で見かけて気になっていたサンダルを買うつもりが、プレーンな黒のワークシューズを発見。礼服にも十分通用しそうだし、試してみたら、すごくはきやすい。てことで、合わせて購入。

さらにスタバで時間をつぶし、裾上の済んだ礼服を受け取って帰宅。お通夜の場所や電車の時間を調べていたら、同級生から、車で行くから途中の駅で待ち合わせしよう、と嬉しいお誘い。各駅しか停まらない駅からタクシーで行くしかないと思っていたので、助かったぁ。

そんなこんなでバタバタとしてるところへ、コンブリオでマーラーのアダージエットが流れ、心に染み入る旋律に、しばし目を閉じ、亡くなった先生に思いを馳せながら、しみじみと聴かせて頂いた … とそのままをメールしたら、斎藤さん、番組の最後に読んでくれた。それだけで、ちょっと元気が出てきちゃう ^^

写真は、夕飯のプレート。白いのは塩豆腐。最近のお気に入り♪