まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992013-05-05

ラ・フォルネ・ジュルネの初日はムーミンのキャラがこまごまといっぱい描いてあるグラニフのTシャツを着て行き、昨日は普通の服で、バッグを服の色に合わせて紺地のフローレンのトートにした。で、3日めの今日は、モノトーンの服に合わせてモノトーンのムーミントート♪

特にコンサートのチケットは手配していないので、オッターヴァのサテライトスタジオで公開生放送を楽しむ。今日もゲストが盛り沢山の中、特に注目を集めたのがフラメンコギターのカニサレスで、オリジナル曲の「深淵」が素晴らしかった。フラメンコ独特の手拍子で演奏を盛り上げる「パルマ」のお二人も華やか。ラストにはラ・フォル・ジュルネの生みの親でもある芸術監督のルネ・マルタンさんが駆けつけ、来年のテーマを発表。東京でのラ・フォル・ジュルネは来年でもう十周年なのねぇ。

会場には毎年たくさんの屋台が出ていて、そのスペースの一角にオッターヴァのリスナーが席を確保してくれている。今まではコンサートだけでとんぼ帰りのことが多かったのだけれど、今年はオッターヴァの公開生放送の終了後にこのテーブルに参加させてもらった。二次会の話が出る頃、まだファイナルコンサートのチケットが残っているという話が出て、何人かが買いに行くというので私も便乗。ホールAで9時45分から、2階席の隅っこだったけど、「パリの花火」と題するこの最後のコンサートがまたとんでもなく素晴らしかった。もうすっかりおなじみのラムルー管弦楽団に、ファニー・クラマジランのヴァイオリンでサン・サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」、カニサレスのギターでロドリーゴの「アランフェス協奏曲」第2楽章、ここまででもう大いに盛り上がっていたのに、最後の最後にラヴェルの「ボレロ」で、ぜーんぶかっさらっていったのがカスタネットのルセロ・テナ。アンコールでは5千人の会場が総立ち。いやぁ、すごかった! まったくの予定外だったのに、あの場にいられて幸せだった。

そのあと再びリスナーさんたちと合流し、終電でご帰還。ラ・フォル・ジュルネを3日間皆勤できたのは今年が初めてで、楽しかったぁ。来年以降も皆勤したいなぁ…!!!