まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992013-05-03

ゴールデンウィークの風物詩になりつつある…のかな? 国際フォーラムをメイン会場とする音楽祭ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンが今日からスタート。3月の仙台に続き、オッターヴァのリスナーが大集合するイベントでもある。

やよい軒の「おまぜ定食」で腹ごしらえを済ませてから有楽町へ。まずは国際フォーラムのガラス棟にあるオッターヴァのサテライトスタジオへ。2時から特別番組の公開生放送。様々なゲストが登場する中、圧巻だったのがスペインの「国宝級」と言われるカスタネット奏者のルセロ・テナさん。カスタネットだけの演奏で観客を魅了してしまう。言葉ではその魅力を説明しにくいのだけれど、とにかくすごかった。

6時まで続く生放送の途中でホールCに移動し、5時45分から最初のコンサート。オーヴェルニュ室内管弦楽団の「7つのスペイン民謡」に続き、カニサレス鈴木大介、荘村清志、大萩康司という4人の名ギタリストが加わり、ロドリーゴの「アンダルシア協奏曲」。豊かな弦の響き。素晴らしい。

続いてホールAで7時15分から「ベル・エポック」と題するコンサート。ワルシャワを本拠地とするシンフォニア・ヴァルソヴィアにヴァイオリンのソリストオーギュスタン・デュメイが加わり、組曲ペレアスとメリザンド」に「タイスの瞑想曲」、ショーソンの「詩曲」。ギターに続いてヴァイオリンの音色もいいなぁ。うっとり。

そのあと、よみうりホールに駆け足で大急ぎ。8時25分からボリス・ベレゾフスキーのピアノソロ。ラベルの「夜のガスパール」、デュティユーの「ピアノ・ソナタ」第1楽章、ドビュッシーの「前奏曲集第1巻」というラインアップで、超絶技巧をたっぷりと。ああ、耳が喜んでいる。

ホールを出たところでリスナーさんお2人に遭遇し、駅までご一緒に。

帰宅後、ルセロ・テナさんのカスタネットをもう一度聴きたくて、明日のチケットをネットでゲット。夜にもすごく魅力的なプログラムがあるんだけど、アルパのレッスンだからガマンガマン (^^ゞ