まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992012-08-16

なるべく早く片付けちゃおう、と9時半開店のスタバに10時すぐから行って和訳の見直しをしていた。そうしたら、10時半すぎに担当者からメールが届いて、2点お願いがあると。1点めは、途中でもいいから終わったところまでを先に送ってほしいと。いやいや、もう終わったから。見直ししていない状態で送ることはしないし。問題なのが2点め。定義されている用語を本文中のもすべて太字にしてほしいと。へ? なんのために?

定義と一般用語とを区別するため、との説明に唖然とする。混同のおそれがあるような訳語を選ぶわけがない。素人じゃないんだから。グッとこらえて、そんな心配は無用だと例をあげて説明すると、いや、そういう意味じゃなくて、と返信をしてきたのは初めましての弁護士で、自分がレビューをして定義の訳語を変更した場合に他の用語に影響が出ると困るから、と。はぁ? 太字にすれば影響が防げるわけ? 訳語が変更される可能性があるのは当たり前。だけど長年この仕事をしてきて、延べ人数にしたらおそらく何千どころか何万人もにレビューされてきたと思うけど、こんなへんな指示は初めて。定義条項には定義がずらりと並んでいるのだから、それを見比べ、全体を通読すれば、影響があるかどうかなんて分かりそうなものなのに。

クライアントに出す前に太字ははずすから、と言うんだけど、太字をはずすのは全体を太字にして元に戻せばいいだけだから簡単。でもたくさんある定義をひとつひとつ太字にしていくのは大変なのに、それでもやれと。まぁ、こちらは依頼に応えてなんぼの立場だから、やれと言われればやるけども、なんとなく納得がいかなくて、まず太字なしのクリーンコピーを送ってから、そのあと太字バージョンを送ることにして、とりあえず見直しを続ける。

途中からカフェソラーレに場所を移し、見直しを終わらせてから買い物も済ませて帰宅。そのあとコンブリオを聴きながら修正作業。原文に疑問の箇所が多かったので、それを列記するメールもずいぶん長くなり、その分、時間もかかったので、送信したのは7時半近く。念のため、最初に連絡をしてきた担当者だけでなく、太字の指示についてやりとりをした弁護士にもccで送ったところ、担当者のアドレスから自動返信で月曜日まで留守だと。えええ。金曜日という納期指定のところ木曜日に送ったのに、留守って。ccで受け取ったはずの弁護士からも連絡なし。なんだかなぁ。

今日の気分そのままに、空もどんより。