少なくとも6時間は寝るつもりでアラームをセットしたのに、4時間ちょっとで目が覚めてしまった。かなりの寝不足なはずなのに、こんな時でも習慣的な4時間サイクルがジャマをするのかぁ。
二度寝もできそうにないし、じゃあさっさと仕事を終わらせてからゆっくりしよう、と仕事を始め、BGMに「オッターヴァ・アモローソ」を生で聴いていたら、プレゼンターの林田さんが「ドン・ジョヴァンニ」の話を始めた。ちょうど1週間前に観たばかり。面白かったなぁ。次はたしか「ジークフリート」で、すでにチケットは取ってある。… ん? いつだっけ? 手帳でチェック。あれ? 書いてない。え? まずくない? 途端に不安になって、チケットを探す。あるある。大丈夫。で、いつ? 27日の日曜日 … って今日じゃん!
幸い午後4時半からだから時間的には十分余裕があるものの、寝不足という大問題が。歌舞伎も今月は寝倒してしまったけれど、オペラはまだビギナーでどれも初めての作品で、見逃してしまうと次にいつ見られるか分からないから、歌舞伎以上に寝てしまいたくない。チケット代は歌舞伎のほうが3倍近く高いけど、そういう問題じゃないのよね。
家を出るギリギリの時間まで必死で仕事をしてひととおり終わらせた。慌ただしく身支度をして出かけ、まず地元の駅のコンビニで、眠気に効くドリンクを探したけどなかったので、とりあえず栄養ドリンクをグイッと。東銀座でもコンビニに寄ると、今度は眠気に効くのがあったので、2本目だけど飲んでしまう。観ながら飲むのはもちろん珈琲。
それでも寝ちゃうかなぁ、と心配しながら観始めたのだけれど、これがもう、ものすんごい作品で、4時半から9時すぎまで(休憩2回)の長丁場だったのに、眠いなんて一度も感じなかった。圧巻! すごかったぁ! 特にラストは感動しちゃって胸にこみ上げてくるものがあった。「アモローソ」のおかげ。もしこれを見逃していたらきっと泣いちゃったかも。
帰宅は11時すぎ。それから残りの契約書の英訳。こちらは2ページと短かったので、ごくごくスムーズに終了。見直しは … 明日にしよう。「週明けに」というあいまいな納期だから、明日の午前中に送ればきっと大丈夫。少しはゆっくり眠らないとね〜。