まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992011-07-17

昨日あんまり無理しなかったのは、今日のイベントに備えるためでもあった。いつもの原宿クエストから大手町の日経ホールに場所を移して、イッセー尾形さんのひとり芝居「わたしの大手町」。

こういう人いるいるいるいる、と思わず大きく頷いてしまう苦労人のサラリーマン「亀井」さんに始まり、ぜひもう一度、と再演に期待していたサスペンス調の「引越し屋」。おかしいのに怖い。怖いのにおかしい。絶妙なんだよねぇ。こういう人いるいるいる、の女性版「デジャヴ」は中年のオバサマ。いつも怒っている老大学教授は、最初の頃はこういう人が上司やクライアントだったらさぞ大変だろうなぁ、と思いながら観ていたのだけれど、何度も観ているうちにだんだん愛おしくさえ思えてくるから不思議。大量の返品に呆然としながらも「在庫が増えたと思って頑張ろう!」と社員を励ますポジティブな上司。部下に慕われていそう。これも再演希望だった「演説」。やっぱり面白い〜。そしてラストは、大〜好きなひとみちゃん♪

イッセーさんが演じて見せる老若男女さまざまなキャラをプリントしたTシャツを購入し、終演後にサインして頂いた。大事にとっておくのでなく、バンバン着ちゃうつもり。

その後にワークショプ。大手町で働く人たちから参加者を募り、ほんの数日の稽古だけで台本もなく舞台に上がるという試み。今までのワークショップの中で今回が一番面白かったなぁ。

日曜日の大手町は、ビル内の飲食店がすべて休業。夕食にありつけず、そのまま帰路について自宅近くの「木楽」へ。すでに8時近かったのにほぼ満席の大賑わい。前に注文して美味しかったゴボウの素揚げを再び注文。櫓に組んだオシャレな盛り付けに、隣りの席にひとりで来ていた女性が「写真撮らせてもらっていいですか?」って。「写真だけじゃなく、ご一緒にどうぞ」と勧め、それを機に楽しくオシャべり。とっても感じのいい方だった。また会えるといいなぁ。

帰宅後、整経作業のやり直し。やたらと時間がかかるわ〜。