スタバのスタッフさんから、アリオの店内スペースでライブをやるのでよかったら見に来て、と言われていたので時間通りに出かけて行ったのだけれど、貼り出してあるプログラムにスタバのグループ名は記載されているものの、演奏しているのは吹奏楽部で、プログラムによればスタバの次が吹奏楽のはず。普通はプログラムより時間が押して遅れることが多いのに、逆に巻いてもうスタバのライブは終わっちゃったらしい。せっかく来たのになぁ。残念。
日曜日で店内は大混雑。スタバには当然ながら長蛇の列。仕方がないのでカフェソラーレで読書タイム。今野敏「迎撃」を読み終えた。「シンゲン」から改題され文庫として新刊されたばかりだけれど、オリジナルは1994年。その時点のあとがきに、今野さんは書いている。
民族と宗教。これが、今日の紛争のテーマだ。人々は、民族のために血を流し、宗教のために殺し合いをする。
一般の日本人には、理解しがたいかもしれない。現在の日本人には、民族闘争の必要も宗教紛争の必要もなかった。だが、日本人は、海外の紛争をすべて対岸の火事として眺めていていいのだろうか。
こうした問い掛けをされると、いや、いけないと言いたくなるが、私は眺めていていいのだ、とこたえることも必要だと思う。
(中略)
「…(略)おれら、絶対に戦争やんないからね。たとえ、侵略されようが、水爆落とされようが、絶対二度と戦争、やらんもんね」
私は、こうした意見も、胸を張って言うべきだと思うのだが。
長くなったけど、あえて引用してみた。15年以上も前の文章なのに、今も世界のどこかで常に争いがあり血が流されている状況はまったく変わっていないし、大切なことだと思うから。
2つめのビーズ織りの図案が決まらない〜。