まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992010-12-20

午前中に家を出て、まず日本橋へ向かう。高島屋の8階、催し会場。慶應の歌舞伎研究会を通じて「わが心の歌舞伎座展」の招待券が送られてきたものだから。思ったより規模が小さい。展示内容も、ちょっと物足りなかったなぁ。毎月通い続けてよく見知っているものが大半で、目新しかったのは、屋根の上に鎮座ましましていた鬼瓦と、昭和39年ナイト・カブキの筋書きぐらい。招待券が2枚送られてきたので、一緒にどうか、とお仲間に声をかけたところ、すでに年末進行が始まっていて時間がとれないとのことだった。無理して来てもらわなくてよかったぁ。

実際、会場にいたのはほんの十数分。上映されていたビデオをパスしたからだけど、それ以外はひととおり見たのにこの時間。なんだかなぁ、とガッカリしたまま東銀座へ。東劇で、メトロポリタンオペラではなく、「シネマ落語」。24日までで1日3回、全席自由。13時半からの回にギリギリすべりこみセーフのはずが予定より早く余裕で到着。思ったより混んでいた。前の回も相当に混んでいたようで、メトよりずっと入りがいいのはちょっと複雑。

八代目桂文楽明烏」、三代目古今亭志ん朝「抜け雀」、十代目金原亭馬生「親子酒」、六代目三遊亭圓生「掛取万歳」の4本で、いやぁ、面白かった! 面白いだけじゃなく、なんかもう圧倒されてしまった。特に最後の「掛取万歳」では、義太夫や歌舞伎の台詞、三河万歳と次々に披露しながら笑いもしっかり。こういうのを見ちゃうと、落語ってCDとかで音だけを聴くのはもったいないなぁ、と思えてくる。落語のレンタルDVDってあるのかなぁ。でももしあっても観始めるとまたどっぷりはまりそうだから、ガマンしたほうがいいかも (^^ゞ

コンブリオに間に合うように帰宅して、聴きながらビーズ織りの図案をようやく決め、織り始める。図案さえ決まれば作業はシンプル。そしてまた、途中でやめられない〜。