まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992010-11-07

朝まで手織りの宿題に追われ、8時前にベッドに入り、5時間の睡眠を確保。腹ごしらえなどしてひと息ついたら、もう家を出る時間。

3時半すぎの電車で向かった先は三越前半蔵門線から銀座線のホームへと移動すれば、出口のひとつが日本橋三井ホールに直結している。ミューズ川崎と同様、迷う心配のないこういうホールは大歓迎。

この新しくできたホールのこけら落とし公演が「志の輔らくご in 日本橋」。まずはお弟子さんの志の春さんの「つる」で幕開き。なんかこう、覚えた話を一気に吐き出すような前のめりな性急さが若さというか青さというか。

志の輔さんの最初の話は「猿後家」。借りたCDで何回か聴いたことがあるのだけれど、そこに入っていくまでのいわゆるマクラの部分は当然ながらCDの内容とは違い、「コレド日本橋」の「コレド」の由来なども織り交ぜ楽しかった。音だけのCDでは分からなかった表情の豊かさに話の面白さが増す。

中入り後にサプライズ。「伝の会」の鉄九郎さんがお手伝いしているのは知っていたのだけれど、裏方だけかと思っていたら、実際に志の輔さんの舞台で「伝の会」のミニコーナーがあるなんて! そういえば「伝の会」の公演はしばらくご無沙汰しているので、鉄九郎さん・邦寿さんの軽妙なトークは久しぶり。相変わらず面白いわぁ。

再び登場の志の輔さんは、中日ロッテ戦の経過報告に続いて、CDで聴いた話の中でもお気に入りのひとつの「ねずみ」。やっぱりいいわぁ。何度聴いてもジンとくる。

鉄九郎さん・邦寿さんもステージ上に呼ばれ、新しいホールへのはなむけに三本締め。気持ちのいいおひらき。

帰宅後はまた手織り。今夜中に終わらせなくちゃ!