今日は忙し忙しい、と朝からバタバタしているところへ、クライアントからお仕事メール。待ってる時には来ないのにねぇ。でも幸か不幸かページ数が多い分、納期も先なので、予定どおり外出。
まずは東銀座へ。キャノンギャラリーはどこ? 携帯電話に地図を画面メモしてあるものの、こういう時に限って携帯電話が電池切れ寸前で、せっかくの補助充電アダプタもフル充電したまま家に置きっぱなし。まったくねぇ。
幸い電池切れ前にギャラリー発見。ここでの福島力写真展「顔を、する」が今日で最終日。左團次さんをずっと撮り続けていらっしゃる方で、錦之助さん、芝雀さん、歌昇さんとともに左團次さんがメイン! 何枚もある左團次さんのステキな写真のうち、モノクロの1枚は、左團次さんの直筆サイン入りで我が家の和室に飾られているもので、もう何年も前の作品なのにこうして展示されているのは福島さんもお気に入りの1枚なのだろうと思うと嬉しい。真剣に鏡に向かう姿はもちろんのこと、青隈の拵えを済ませてタバコ片手に笑っている、その表情がとっても良くて、ほれぼれと見入ってしまった。ほっぺたゆるみっぱなし。作品展の情報はネットで知ったので、左團次さんの写真入りの案内ハガキを頂いて帰る。うふっ♪
東銀座から日比谷で千代田線に乗り換え乃木坂へ。駅に直結している国立新美術館。ここでまず、二紀展を観る。1階から3階までいくつもの展示室にわたっているので、ひととおり観るだけで大変。個性的というよりむしろ奇抜な作品が多くて、なんかこう、面食らってしまったり、目が点になったり。すべての作品を観ながら1階から2階へ、そして3階へと移動する頃にはいいかげん歩き疲れてしまい、ほとんど最後に近い展示室でようやく油絵教室の先生の作品にたどり着いた。今習っている鄭先生と、以前ごく短い期間教えて頂いた王先生のおふたりとも入選されていて、それぞれの絵をじっくりと鑑賞。やっぱり鄭先生の絵はいいなぁ。上下2枚の上段で、かなり高い位置に展示されていたので、真正面から拝見できなかったのが残念。
同じ国立新美術館でゴッホ展を開催中で、二紀展の案内ハガキで100円割引。こちらはさすがに混雑していて、安住紳一郎アナのイヤホンガイドなるものが500円でレンタルされていたけれど、1枚1枚解説を聴くのは面倒な気がしてパス。ゴッホの絵を観るたび、もし生前に正当に評価されていたらピストル自殺なんてしなかったろうに、と思わずにいられない。
行き帰りの車内では今野敏「内調特命班 徒手捜査」を読みふけり、中途半端な時間ながらお腹が空いて立ち寄ったココイチカレーの店内で読了。秋限定のシメジのカレーは辛さの指定ができなくて、ちょっと甘めで物足りなかった。
12時ちょっと前に家を出て、これだけ回って午後4時ちょっとに帰宅。慌ただしいはずよねぇ。
さあ仕事仕事。いつもどおりオッターヴァをBGMに和訳に専念。午前2時すぎまでかかって、4分の1弱が終わった。ふぅ〜。目がショボショボ〜。